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「歩きつなぎの旅」の記録

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2009.04.18
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2009年04月18日(土)曇


07:11JR久留里線久留里駅着、前回の続きを歩き始める。町並みはすぐに終わって、田圃と雑木林の田園風景に変わる。もう田植えのすんだ田圃もある。

山道の入口がある大坂集落までは7km弱。地図に「富士山」と表記された上総富士と思しき山が、正面に見えてくる。何でこれが富士山?という山容だが、見る方向によってはそう見えるのかも知れない。

08:25大坂集落。地形図では、ここから約4.6kmの「破線」の道が、上総富士の南斜面に延びている。途中に3つの隧道。・・・・廃道かも分からない。

集落を過ぎるとすぐ、道は荒れた未舗装の林道になる。車が通った様子はほとんどなく、落ち葉が積もっている。薄暗い雑木林の道を上って1つ目の隧道を抜ける。更に進むと2つ目の隧道、車が入れるのはここまで。出口からはヤブの中に細い踏み跡が続くだけとなる。

心許ない踏み跡をたどる。夏場だったら虫・蛇・蜘蛛の巣・雑草などでとても歩けそうにないけれど、この季節なら何とかなる。ここもかつては林道だったのかも知れないが、今は完全に廃道と化している。露岩に彫りつけられた以前通ったひとの落書き、・・・・わざわざこんなところに来る物好きが、他にもいたようだ。

2009.04.18-1
3つ目の隧道を抜けると、再び車のワダチが残る未舗装林道に変わる。歩き易い林道をだいぶ進むうち、麓のゴルフ場が見えてきて、09:25東猪原で舗装道路に出る。

西粟倉からしばらく国道465号線、脇道に逸れて舗装林道に入る。あちこちにイノシシの罠が仕掛けてある。林道終点からは山道。ガイドブックを参考にしながら進むのだが、記載されていない枝道がいくつもあって、結局「勘と経験」に頼るしかない。

10:30それでも何とか尾根を越え、ガイドブックに「谷津田」と表記された、谷間の平坦な湿地まで下り着く。かつては田圃だったらしい。次の尾根への登り口を見つけるため、行ったり来たりを10分ほど。

しばらく尾根をたどって分岐に出る。地図に照らすと、これを右に下るのが正しそう。ところが下ってみると、谷まで降りてしまう。引き返して尾根を直進するが、かなり行っても下る道に出くわさない。またしても、行ったり来たりで30分のロス。体力も気力も消耗してしまう。

「この道は違うだろう」と調べてみなかった、暗い竹林に入り込む怪しげな脇道に足を踏み入れる。下山道である可能性は低いと考えながらも、他に選択肢がない。すがるような思いで歩を進めると・・・・、山中に1軒の廃屋が見つかる。ガイドブックに「旧民家」と載っているのが、これらしい。ようやく脱出できそうだ。

2008.04.18-2
11:45田倉地区で車道に出る。ここが2005年12月の「首都圏自然歩道52日目」で通った場所。この地点を以って「南関東低山つなぎの旅」を完結とする。

山中で時間をロスしたため、5.5km先を12:26に発車するバスには間に合わない。国道465号線に出てヒッチハイクを試みる。10分ほどでワンボックスに拾ってもらい、12:10JR内房線上総湊駅。12:48発の電車で帰途に就く。


久留里駅→田倉:19.7km

南関東-28





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Last updated  2009.04.22 20:58:57
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