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カテゴリ:(完結)学生時代の中東の旅
19XX年01月27日(日) 09:30発 Ankara 行きのバスに乗るため、ターミナルへ行く。 待合室で出発時間を待つ間、中学生くらいに見える子供が、チャイ(紅茶)をたくさん乗せたお盆を提げて、客の間を忙しげに歩き回っている。 理科実験のフラスコを小さくしたようなガラス容器(100ccくらいだろうか)の熱いチャイは、角砂糖と一緒にガラスの受け皿に乗っている。 バス待ちの客はお盆からチャイを受け取る。観察していると、小銭を渡している客もいれば、何も渡していない客もいる。 お金を払わないからといって、別段イヤな顔をされるわけではない。お金を払う払わないは客の自由らしい。欧米のチップ制度より、ずっとゆるい感じだ。 自分も一杯もらう。小銭をお盆に乗せる。茶葉を煮出しているようで味は渋めなのだが、大きい角砂糖を入れるのでかなり甘い。 この後 Turkey 国内を旅する間、いろんなところでチャイを飲むことになる。小銭を渡すこともあったし、渡さないこともあった。 バスは Bosporus 大橋を渡って、ヨーロッパからアジアに入る。 トイレ付きではないので、2~3時間毎にドライブインのようなところで休憩する。 Ankara は内陸にあり、山間を行く。相当のスピードで、ワインディングする道を疾走する。 道端には雪。路面が凍っているところもあるように見える。スリップしたら、谷底へ真っ逆さま・・・・・。 18:00 Ankara のターミナルに着く。もう暗くなっている。急いで宿を探さなければならない。 ターミナルから程近いダウンタウンで「 Yat Hotel 」という看板を見つける。ちょっと高そうだが入ってみる。部屋代を聞くと 1000TL (約530円)。ここに決める。 Istanbul で泊まった宿よりだいぶいい部屋だが、部屋代は同じ。Istanbul は観光地だから高かったのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.24 16:46:26
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