｢歩きつなぎの旅」の記録

2019年03月20日（水）快晴


04:30 起床。細巻寿司とお茶の朝食。05:55 「ますや旅館」を出発、「三州街道」を歩きつなぐ。快晴。冷え込みが厳しい。国道１５３号線を北上、「松島宿」を抜ける。箕輪町のマンホールは、町の木 ケヤキの図柄。



「松島追分道標」に「右 すハみち 左 まつ毛と道」とある。右へ行くと岡谷街道を経て諏訪へ、左へ行くと伊那街道（三州街道）を経て松本へ通じている。解説板には、当地を治めていた幕府旗本 太田資賢が 1749年（寛延２年）家臣に命じて建てた、とある。



06:55 辰野町。コンビニでパンと飲料を調達する。07:45 「宮木宿」。辰野町のマンホールは、町の特別シンボル ゲンジボタル・町の花 フクジュソウ・ 町の木 シダレグリの図柄。辰野町では毎年６月に「信州辰野ほたる祭り」が開催される。



09:20 「小野宿」。町並みは江戸時代の宿場の風情を留めている。「小野宿問屋」は、問屋と名主を勤めた小野家の建物。重厚な門構えは「武家屋敷 倉澤家」。小野の領有をめぐり 飯田城主 毛利秀頼と松本城主 石川数正が争っていたが、1591年（天正１９年）豊臣秀吉の裁定により中央で真っ二つに分割された。そのため今も、小野宿の南半分は辰野町、北半分は塩尻市である。



09:45 塩尻市。国道１５３号線を上る。道路脇には残雪。10:15 「善知鳥峠（うとうとうげ）」（標高 ８８９ｍ）に到る。峠の「分水嶺公園」には、「善知鳥山川より天竜川をへて太平洋へ」と「権現川より信濃川をへて日本海へ」の南北２つの流れがある。



10:55 今回の旅の終点 ＪＲ中央線 みどり湖駅に到着する。２泊３日で ７６.１ｋｍ 。距離はそれほど長くなかったのに、足は肉刺だらけ。昨年１１月以来の歩き旅だったせいだろうか。11:07 発の電車に乗り、高尾・お茶の水で乗り換え、15:45 自宅に帰り着く。運賃 ３６７０円。


木下 → みどり湖駅 ： ２３.３ ｋｍ（ 東日本支線の旅 累計 ２９０.７ ｋｍ ）