【 東京歩きめぐり 第131回 】 駒込 中里
2019年03月13日(水)快晴快晴。歩いているだけで汗ばむほど暖かい。今回歩くのは、豊島区の駒込1丁目と北区の中里1丁目。09:05 駒込橋交差点 、【 東京歩きめぐり 第131回 】を歩き始める。駒込1丁目。マンションの植え込みに「明治天皇行幸所木戸舊邸」の石碑がある。江戸時代 この辺りは旗本 本郷丹後守の屋敷だったが、維新後は木戸孝允が別邸を構えた。晩年 病の床にあった木戸を、明治天皇が二度にわたり見舞いに訪れたという。別のマンション前には、本郷丹後守に関係する 1795年(寛政7年)造立の「鹿碑(ろくひ)」と 1849年(嘉永2年)造立の「瘞賜豬碑(えいしちょひ)」がある。将軍が行った鹿狩りに本郷氏が側近として同行し、その際 将軍から獲物を下賜されたことなどが刻まれているという。「木戸坂」を上る。坂名は、木戸邸があったことに由来する。「駒込日枝神社」を訪れる。一説によると、慶長年間(1596~1615年)以前に赤坂の山王日枝神社を勧請し創建されたという。由緒ある神社だが、社殿がコンクリート造だとあまり有り難味が感じられない。中里1丁目。町名の由来については、古代 豊島郡の中心の村だったからという説などがあるが、はっきりしたことは分からないらしい。山手線の向こう側の中里2丁目に「ソープ 太閤」が見える。両隣りはフツーにマンション。看板に「総額 10,000円(税込み)」とある。この町の「第二中里踏切」が、山手線で唯一の踏切。この辺りにあることは知っていたが、山手線で何十回も通過していながら、今日初めて車窓からその存在を確認した。09:50 【東京歩きめぐり 第131回 】はここで終わり。駒込橋交差点 → 第二中里踏切 : 3.2 km