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被災地で活躍する理系や体育会系を見ながら、 手をこまねいている文化Kの皆さん。文Kらしさを活かしたボランティアもありまっせ。。 1)被災地の子どもたちへ絵本を届けるプロジェクト、 「3.11 絵本プロジェクトいわて」 http://www.ehonproject.org/iwate/index.html 2)「被災地に絵本を贈ろう基金」 http://plaza.rakuten.co.jp/niwatori418/diary/201104140000/ 3)文部科学省 「東日本大震災 子どもの学び支援ポータルサイト」 http://manabishien.mext.go.jp/request/data_list/ 早急に辞書が必要、とか、家庭科実習の鍋が足りない、とか。 学校に不足する物資の要請や、図書館整理のボランティア要請などもある。 さて、3)文科省のポータルを見ていると、ほんとうに、悲しくなってしまう。 文科省のお役人が、チェックしてから掲載するので、タイムラグが生じると、書かれている。そうね、だから、土曜日は記事が増えないわけね。。。 でもって、文科省のお役人がチェックしているわりには、ありえないような要望が出てくる。 こんな内容である。 「下敷き(510枚) 消しゴム(600個) のり(400本) コンパス(400本) はさみ(130個) カッター(200本) 児童用セロハンテープ(390個) ポケットティッシュ(6000個) 分度器(400本) カスタネット(100個) ラインマーカーセット(200本) ボールペン赤(170本) ボールペン青(190本) ホッチキス(200個) 木工ボンド(400個) 」 本当に文科省がチェックしているのだろうか。 信じてやんないぞ。 こういう、必要最低限の学用品の要望を、ボランティアさんたちに頼らなければいけないほど、文科省の財政はひっぱくしているのだろうか。 ポータルに載せるまえに、文科省内部で、(備品をごまかしてでも)対応できないのだろうか。 この記事をスルーした省の担当者は、 「これは、省内で対応できる規模のはず。 それよりも、ネットに接続できてない、学校もまだまだあるはず。ボランティアまかせでクリアできる規模ではない。まずは、すべての学校に、不足している物資を問合せ、集計しなければ。 」 とは、考えなかったみたいね。 ふ、 4月8日の日経新聞に、こんな一説で締めくくられる文章が載っていた。 「東北の被災者の方々には、必要な生活物資は届きつつある。しかしひとにはロボットにない「心」があることを忘れてはならない。辛い過去を乗り越へ、明日への希望、勇気をもって頂くことが必要だ。精神安定剤はあっても、希望を与える薬はない。それができるのが文化芸術だ。」 食糧、衣類、文具などの必要物資は、国や公共の責任範囲だと思っていて、 それ以上のことを、民間ボランティアが補っていくのだと、 信じていた自分には、この新聞記事は、希望にみちたものだった。 さて、 この文章は、文化庁長官の近藤誠一さんが書かれたものである。 長官はわかっているのに、ポータルの担当職員さんまで、伝わってないのね。。 と、思って、大きなカンチがいに、気が付いた。 文科省と文化庁って、別物だったのね。。。。 笛ふけど・・・。 よそのチームまで踊らせるような笛の名手は、いないのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月25日 00時27分06秒
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