湯島根津 14
「真友の碑」ですって。電通(日本電報通信・・・戦前の通信社。今で言えば共同通信や時事通信と同じ。現在の電通はそのなれの果て、は言いすぎ)の社長とUPIの副社長との友誼を記念して建てたと。社長さんの名前が「せきぞう」さん。それなら「石像」でも建てりゃいいのに。ああ、せきぞうは「石造」の意味もあるか。 と、ついつい冗句を連ねましたが、今調べてみると、このお二人は戦後間もない1949年に東京湾で鴨狩りをしていたときに突然の大雨(スコール)で船が沈没して亡くなったのだそうです。ちなみに、1949年とすると、すでに電通の社長はあの吉田 秀雄です。 まずはそういうことならご冥福をお祈りします。お二人を記念して、「Vaughn-Ueda」賞というものが設けられているそうです。以下、UPIのホームページから引用です。「The Vaughn-Ueda Award, which is presented each year to Japan's journalists who best contribute to international understanding, is named in their honor.」 その上で、なんとほんの50年前、東京湾で鴨狩りができたということにびっくり、また、お二人が尽力されたテーマが、「establishing an independent network for the free flow of world news amid global tides of bias」にもびっくり。 今のアメリカジャーナリズムの偏向ぶり(bias)からすると隔世の感があります。 人気blogランキング投票よろしく 今日はどのへん?。