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テーマ:韓国!(17020)
カテゴリ:舞台・映画・・カーテンコールの消えぬ間に
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、慶州訪問以来気になっていた韓国時代劇「善徳女王」。 ついに、VOD(ビデオ・オン・デマンド)で見ることを決断。20回分、大人買い(笑)してしまいました。なにしろ、62回という大作。全回視聴すると総額1万円を優に超えるので、何ヶ月かかけて、見るつもり。 とにかく面白い。やめられない、とまらない、と、3日で11回分見てしまった(苦笑)。 ::: 古代朝鮮の三国時代(新羅、高句麗、百済)。新羅の女王(朝鮮半島初の女王)となった善徳女王(トンマン)の一代記。日本では、ちょうど推古天皇の頃、聖徳太子と同時代の方です。 双子姉妹として生まれた王女ふたり。しかし、王家に双子が生まれると男子の血筋が絶えるという予言のため、ひとりは極秘に王宮の外に出される。その子トンマンは王女の身分を知らずに成長。その頃王家は、ミシルという先王の側室だった女性に牛耳られ、まさに乗っ取られようとしていた。ミシルはありとあらゆる謀略を駆使し、王家を支配しようとする。王家に残ったトンマンの姉チョンミョン王女は、ミシルと戦う決意を固める。 トンマンは、自分の出生の秘密を知る人物を訪ねるが、その際、偶然チョンミョン王女と出会い意気投合する。トンマンは旅をするにあたって男の子として振舞っていた。チョンミョン王女の配慮で、花郎(新羅王国の貴族の子弟で構成された部隊)のもとで兵士となり、百済との戦いに臨む。 というところで11回目終了。 主人公がさまざまな困難を乗り越えて成長していく、という王道のストーリー。しかも、この困難が半端じゃない。何度も死にかけるし、牢屋には入れられるし、男として兵士の特訓を受け、激しい戦闘に参加。(日本の大河ドラマもここまでやると、もっと人気が出るように思う) さらに、トンマンのまわりにはとても魅力的な男性キャラクターが集まっていて、しかも、色恋抜きで(11回時点ではトンマンは男とみんな思っている)、トンマンの人柄に魅かれて彼女を支えてくれる。そうなんです。すでにトンマンは、将来の女王に相応しいリーダーシップを身につけているわけですね。 もちろん、男優さんたちがまたステキな方ばかり!しかも、豪華な王朝衣装にロングヘアですから見栄えがします^^ そして、ドラマの成否は悪役にかかっている、というセオリーどおり。永遠の敵となるミシルがすばらしい!コ・ヒョンジュンさんというキャリアのある女優さんですが、本当にすさまじい悪役っぷり。男を手玉に取って手足のごとく動かしながら、政敵を葬っていくんですから。しかも、お顔はどちらかというと可愛らしい感じなのに、です。 「イ・サン」や「チャングム」は李氏朝鮮王朝時代(日本の室町時代~明治時代にあたる)の話。社会もある程度安定してきた時代で、日本の時代劇なら江戸時代ものといったところでスケール感が小さくなってくるのは仕方ありません。一方古代は、歴史事実もよくわかっていない点もあるので50%は史実ではなく創作、になるのでしょうけれど、その分話を飛躍させることができるし、なにより他国との戦争アリでスケールが大きい。 お好みもありますが、壮大でスピーディーな展開、戦闘シーンがお好きな方には絶対おすすめ。音楽も、堂々として、緊迫感も醸し出し、いいですよ~。 さて、12話見なきゃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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