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カテゴリ:玲的東京案内
先日、新年恒例の「新春浅草歌舞伎」を見に、浅草までお仲間と行きました。浅草で何か美味しいもの、といえば、みなさんは何でしょうか?
はとバスツアーで「お江戸三大グルメ食い倒れ」というコースがありまして、まず、朝は築地のお鮨、お昼は浅草で天ぷら、夜は葛飾柴又でうなぎ。かなりヘビーな内容です(笑)。というところで、浅草といえば、天ぷら、ということのようです。確かに。江戸時代からの老舗もあり、あなご1本を揚げた「あなごの天ぷら」は、まさに浅草ならでは。さらに、甘辛いタレをかけての天丼は、丼からあなごがはみだしての大迫力。 なのですが、浅草のてんぷらは、さすがにアラフォー過ぎるとヘビーだ(笑)。もともと天ぷらは、江戸時代には屋台で売られていたいわばファーストフード。江戸前の魚をさっとあげて、ぺろっと食べる。というものだったのです。お江戸は職人さんや力仕事の人が多い。がっつり、しかも手早く食べられるものが人気でした。それを受け継ぐ浅草の天ぷらやさん、特に天丼は、味付けも濃い目で、完食するのはかなり大変。(そのうえコレステロール値もあがりそう) というわけで、天ぷらは若いみなさんにお任せし、健康診断結果が気になるお年頃の面々は、もう少しあっさり目のものを探します。 そこで、おすすめが、釜めし。 伝法院の先、ロックの近くにある「元祖釜めし 春」にお邪魔しました。こちらは、仲見世どおりから少々離れているので、混み方もそれほどでもありません。(とはいえ、お昼どきは、やはり予約がおすすめです。) 鯛釜めし。 周辺には他にも食べ物屋さんが多く、意外な穴場といえそうです。仲見世周辺は混み方が凄いので、こちらのエリアを探検してみるのがおすすめです。 そのほか、めずらしいものが食べたい向きには、どじょうの「駒形どぜう」、とろろ芋料理の「浅草麦とろ」はいかがでしょうか? 浅草エリアのレストラン、お値段がもの凄く安い、というのではありませんが、比較的気楽に食べられると思います。天ぷらでも、銀座のお店よりは断然安いしボリュームがあります。 もっと安くあげたければ、裏通りで路面にイスを出して商売している、かなり濃い目(笑)のお店もたくさんあります。浅草のオジさんたちに混じって一杯、というのも、昼間なら安心かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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