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カテゴリ:心理学 メンタル 悩み、読書
読レポ第1173号 カール・ロジャーズ ~カウセリングの原点~ 著:諸富祥彦 発行:㈱KADOKWA 第2章 「カウンセリングにおける変化の過程」の発見 多くの人々は、他者、たとえば親や教師を喜ばせたいと頑張ることで自分をつくってきた。ロジャーズのあるクライアントは、「私はもう、自分のほんとにしたいことをやりはじめなけばならないと感じました。これは今までの私の生活とまったく反対のことです。他の人々が私に好意を寄せるような仕方で、ものごとをしなければならないと、これまでいくつも感じてきました。それはまったく地獄です!」。 クライアントは、自分の感情を隠そうとしなくなる。他の人々を喜ばすような形に自分自身や自分の行動を合わせるのをやめるようになっていく。 と著者は述べています。 私も、子どもの頃は、親や教師などの他者を喜ばせたいと頑張ることで自分をつくってきた事があったな。つまり、他人軸で生きていたのです。他者から、良くみられたいとの承認欲求が強かったのもあります。また、親から良くみられたいのは、親の庇護がないと子どもは生きていけないから、親の期待のために良い子を演じていたのだろうな。 自分軸で生きることが、わからなくなってしまっているのでしょう。つまり、一言でいうなら「主体性」がないからです。誰かに合わせることが習慣化しているのです。 それに、本人は自分が他人軸で生きている事には、気がついていないことが多いと思います。気がついても、どうしたら自分軸で歩けるか、わからないのです。 そんな時は、カウンセラー等のメンタルの専門家に相談してもらうといいです。恥ずかしがらずに相談するといいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.02 20:36:02
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