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カテゴリ:株式投資
こんな記事がありました。
新興企業の売上高への「疑問」 エフェクター細胞研究所を例に挙げて、 M&Aを使った虚構の売上高疑惑について書かれています。 バイオ系事業というのは、大きな先行投資に比べ、 収益の先行きが見えにくいものです。 企業の開発努力に関らず、製品として世に出せるかどうかは、 運によるところが大きいものです。 未知の領域を開拓するわけですから。 なのでその事業特性を考えると、 資本調達は、 間接金融による融資、ではなく、 直接金融による投資、が向いている、 と思います。 しかし、昨今のIPOしてくるバイオベンチャー企業の「質」は、 悲しいかな、投資対象としての最低限のバーを越えていないと 思わざるを得ない企業もあります。 もぐたんさんが億の近道で投稿されているように、 収益の見通しや状況が分かりにくいことをいいことに、 株式市場を財布代わりと思っているとも取れる資本政策や事業経営をする、 なんちゃって経営者や引受証券会社もいるでしょう。 投資家(当然デイトレーダー除く)もしっかりリサーチしないと、 あっと言う間に資金を持っていかれてしまいます。 「理解できないものには投資しない」という原則どおり、 手の込んだ手法が蔓延していくにつれ、 東証1部の大型株が優位性(実績や信頼や分かりやすさ)を 発揮するのかもしれませんね。 そう言えば、日経ビジネスにNB100というサイトがあります。 ・NB100とは 「東証1部上場会社から、日経ビジネス本誌が実施した2005年版CSR総合ランキング(2005年8月22日号で掲載)と2005年12月末日時点の時価総額を基に第1次候補の320社(事業会社300、金融機関20社)に絞り、日経ビジネス編集部員がCSRと成長性の視点を基にした投票を実施、セクター間調整を経て最終決定した。」 主要な大型株銘柄の情報が日々更新されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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