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2006/04/26
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カテゴリ:株式投資
日経BPの記事。
外食産業、頭打ち市場において勝つ条件とは

記事の通り、外食業界はもはや成長産業ではなく、
市場規模は1996年をピークに緩やかな下降線を描いています。
外食化は進行しているものの、競合激化に加え、
食品スーパー・コンビニなどの調理食による中食市場の拡大が加速し、
外食市場を侵食しています。

記事では、外食産業企業の戦略を3つの切り口で紹介しています。

☆多業態展開によるリスク分散型経営
・サンマルクHD(東証1部:3395)
  本業はベーカリーレストラン
  カフェやパスタ店を新業態として開発
・すかいらーく(東証1部:8180)
  本業はファミリーレストラン
  「Sガスト」、「ごはんや八福」を新業態として開発
・日本レストランシステム(東証1部:2775)
  本業はカジュアルレストラン
  喫茶や自然食レストランを新業態として開発
・クリエイト・レストランツ(マザーズ:3387)
  本業はカジュアルレストラン
  イタリアンや喫茶などを新業態として開発

☆収益重視型経営
・日本マクドナルド(JASDAQ:2702)
  新規出店を抑制
  既存店の改装に注力して収益回復を図る
・すかいらーく(東証1部:8180)
  従来の店舗数拡大戦略を訂正
  業態ポートフォリオを見直して収益力アップへ

☆M&Aも視野に入れた規模の拡大経営
・コロワイド(東証1部:7616)
  北海道や贔屓屋、がんこ炎などを傘下に
・ゼンショー(東証1部:7550)
  ココスやウェンディーズ、なか卯などを傘下に
・レックスHD(JASDAQ:2688)
  レッドロブスター、AMPMなどを傘下に


M&Aでは「大庄」なども積極的ですね。
反対に直営店中心なのが、「モンテローザ」「ワタミ」あたりでしょうか。
ワタミは介護や農業など他業種進出に積極的ですが。


そんな外食産業ですが、先週、ラーメンチェーン店の幸楽苑が、
業績の下方修正を出しました。
修正の理由は、
「市場規模の縮小に加え、競合店の出店やコンビニ等の中食産業市場の拡大と低価格化により、業種、業態を超えた競合がさらに激化しており、依然として厳しい経営環境で推移している。
 既存店の売上低迷、さらに新規フランチャイズ加盟店の新規出店未達により、子会社の計画未達となる見込み。」


全国チェーン不在のラーメン業界にチャンスあり、として、
低価格ラーメンを武器に福島から全国展開を始め、
2002年に上場した頃は、
「ラーメン業界のマクドナルドを目指す」
と豪語していました。

こういう「品はソコソコで低単価」が売りの業態は、
平均単価が上昇する景気回復局面でも、単価上昇の恩恵を受けにくく、
むしろ出店立地や人材の獲得難といった悪影響の方が大きくなりがちです。
加えて業態ライフサイクルの短命化が進む昨今では、
ほぼ単一ブランドで勝負している幸楽苑は不利に働きます。

現在は、積極的な大量出店計画の見直しを余儀なくされており、
出店抑制を行い、既存店立て直しに集中すると説明会資料で言っています。
また、出店抑制はビジネスモデルの否定ではない、
とも言っていますが、苦しい状況でしょう。

目指していた「マクドナルド」が凋落・試行錯誤する中で、
目指すべき目標が無くなってしまった、というところでしょうか。
戦略としてはマクドナルドと同じ「収益重視型経営」への移行でしょうが、
マクドナルドほどのブランド力もなく、
デフレ局面では力を発揮したビジネスモデルが、
業界地位・ブランドを確立する前に、風向きが変わってしまったようです。

日本人の「ご当地」好き志向に風穴を開ける事ができるか、
上場当時は注目していたのですが、
今は当時の勢いが無くなってしまいました。
今後どうなるでしょうか。







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最終更新日  2006/04/26 11:30:50 PM
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