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2006/07/26
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カテゴリ:株式投資
連続で書籍の紹介、今回は投資関係です。

 これから10年 長期投資のロードマップ これから10年 長期投資のロードマップ

20年の統計情報を元に、これから10年のロードマップを提示しており、
当たるかどうかは別にして、分かりやすい内容になっています。

このロードマップによって、
「具体的に、いつ、何に、投資すればいいのか?」
という問いに答えようとしています。
例えば、出版社 / 著者からの内容紹介にもある通り、
 2006年までは成長株投資、
 2006年~2008年までは小型株+債券投資、
 2008年~2013年までは割安株投資、
 2013年~2015年までは小型株+割安株投資、
 2015年からは成長株投資、
といった具合です。
特徴としては、景気・金利・株価・為替で説明をしている点でしょうか。

元となっている統計情報も数多く紹介されており、
例えば、日経スタイルインデックスを参考にして、
時価総額とPBRとROEから、大型~小型、割安/成長と分類し、
過去のパフォーマンスを調べ、次のように紹介しています。

1986年4月~2005年3月の年率
 大型割安株大型成長株小型割安株小型成長株
過去3年間平均24% 3%45%22%
過去5年間平均11%-6%29%13%
過去10年間平均 9% 6%11% 1%
全平均 7% 3%12% 2%

これを見ると、どの期間でも小型割安株投資のパフォーマンスが1位です。
しかし、1年毎に見てみると、
 大型割安株大型成長株小型割安株小型成長株
1986年度30%71%21%11%
1987年度32% 2%76%56%
1988年度28% 3%33%23%
1989年度-3%-18%41%23%
1990年度-10%-9%-8%-16%
1991年度-24%-26%-31%-28%
1992年度-11%-23%-23%-26%
1993年度-21% 6%13%11%
1994年度-9%-15%-13%-22%
1995年度31%27%31%25%
1996年度-6% 2%-25%-28%
1997年度-9% 3%-25%-27%
1998年度 6% 7%-10%-16%
1999年度15%49%-4%-9%
2000年度-3%-26% 9% 4%
2001年度-15%-14%-2%-6%
2002年度-22%-28%-1%-5%
2003年度88%33%97%57%
2004年度 5% 5%40%13%
2005年度11% 8% 3%12%
(2005年度は2005/4~2005/8)
となり、例えば1996年度~1999年度では小型割安株が低迷し、
大型成長株が良かったなど、数年の期間では、
投資スタイルにより違ったパフォーマンスの差が出ていたのが分かります。

狭義の話では、グロース⇔バリューなどを切り替えていく
”スタイルローテーション”というスタンスが、
パフォーマンスに大きく貢献しそうです。

他にも、
・米国SP500のPER推移(期間毎の平均、最小、最大)
・日本の景気循環(拡大期間や後退期間の統計)
・景気拡大期の株価の上昇率とGDP成長率の比較
・オーバーキルの期間の金利推移
・米国と日本の調整速度の違い(株価、名目GDP、失業率、物価、デフレ)
などが紹介・考察されています。

筆者は、タイプの異なる投資対象に資金を分散して振り向ける分散投資を
推奨しています。
そして、分散投資の成功のカギを握るのは、
補完関係にある資産をいくつも選んでいくという作業とともに、
「結果が出るまでの適切な時間=投資期間」であるため、
資産だけではなく、時間をマネジメントするということが必要になる、
と説いています。
しかし人間は弱いものなので不安になることもある、
だからロードマップが必要なのだと、説明しています。

アセットアロケーションという言葉は使っていませんが、
時代に合わせ、組み入れ資産を入れ替えていくという意味で、
同じ意味だと思います。

株式投資一本では、選択肢が極めて限定的であり、
片肺飛行にならざるを得ません。
またもっと広い視野で資産全体を見なければ、
それこそ大きな機会損失になりますし、
情報も入らず、知る、学ぶ、経験するせっかくの機会を逃してしまう、
という筆者の主張は、長期の分散投資に繋がっている訳です。

まあ、投資スタイルというものは、
結局のところ、その人が何をゴール・獲得目標としているのか、
による部分が大きい訳ですが、
金儲けそのものが目的でない場合は、
上記のスタンスはオーソドックスなものなのだと思います。







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最終更新日  2006/07/26 08:05:56 PM
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