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カテゴリ:音楽
夜のガスパール 水の精
冒頭の連打音。アシュケナージは漣のように聞こえる 波立つ斑紋の連なり ポゴレリッチは水滴のよう 雫が小さな滝となって落ちていくといえばいいのか 拡がる水音と落下する水音の聞き比べ。 失われたガスパール氏をさがす「私」による散文詩。 キリストの生誕に立ち会った東方の三賢人の一人、乳香を捧げた博士の名を持つガスパールとな何者なのだろう。 わかりようがないわね。だって楽天ブックスでもamazonでも在庫無しなんだから。架空本棚に死蔵された書物でいっぱいの世界。 庄野健氏による新訳がKindle版ならある。青空文庫は抄訳のみ。koboって相変わらず使えない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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