一歩一歩が未知の体験です。
骨髄バンクへのドナー登録も未知な体験ですが、実際に骨髄提供をするには未知なものばかりです。
ある日突然、大きな封筒で「あなたはドナー候補の一人として選ばれました。アンケートに記入…略」と書かれた書類、アンケート用紙や資料の数々。
(提供の辞退や登録の取消なども出来ます。)
イワユル書類審査に通った後、ドナー的確性確認検査。
初めてコーディネーターや採取調整医師と対面、より細かい説明と問診・血液採取など行われます。
(ここでも提供の辞退や登録の取消など出来ます。)
説明の中には初めて聞く事もあり、不安も出てきます。
不安の一つ一つに丁寧に説明してくれますが、最後に決断するのは自分自身です。
その結果で、最終同意(ドナーに選ばれます。)に進むか判断されます。
ここでは本人の同意の他、家族の同意も必要ですが、本人の意志の強さが試される場所。
本当に未知の世界に足を踏み込む、不安との戦いになるかも知れません、曖昧な返事は出来ません。
《採取に関しては提供者の安全を最優先に考えます。》