太陽嵐
何とも、不気味な様相を呈してきた。
2012年マヤの予言とは違い、何と、発信元は、かのNASAであります。
米航空宇宙局(NASA)が招集した研究チームが一昨年発表した報告書には、太陽嵐が壊滅的な被害をもたらす可能性が記されているというのだ。
【激しい宇宙気象――その社会的・経済的影響の把握】と題するこの報告書は、太陽フレアが放出するエネルギーが地球の磁場を混乱させ、強力な電流によって高圧変圧器が故障し、電力網が停止する可能性について検証したものだ。
詳しい内容は、割愛するが、興味があるかたは、「太陽嵐」「磁気嵐」などで検索してみて下さい。
実際、以前カナダのケベック州で、太陽嵐が原因で9時間もの大停電が発生している。
2010年~2012年に大規模な太陽嵐が来る予測がなされてるのである。
しかし、その対策が、困難な様なのである。
費用や法律の壁もあり、実際、太陽嵐が来なかったら、費用を掛けた意味がなくなってしまうからだ。
しかし、来る可能性もある訳で、もし最大級の太陽嵐が来たら、多くの変電所は、機能しなくなるらしいのだ。
下手したら、10年も復旧にかかるらしい。
日本では、どれほどの被害が出るか出ないか判らないのだが、アメリカで、大停電が発生しただけでも、日本に与える影響は、大変な規模になるはずである。
アメリカだけではなく、ヨーロッパに発生する可能性だってある。
自然が相手では、手も足も出ないのだが、せめて、情報を公開して、対策をとって欲しいものである。
もちろん、一人ひとり、非常時に備えておきたいものである。