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テーマ:たわごと(26657)
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「大学のキャンパスには、立て看板もないのですね。」
「もう、ないですね。」 私の質問に、教授は薄く笑ってこたえてくれた。 銀杏の並木道はある。 校内を、自転車で移動する学生がいる。 エキセントリックなかっこうをしている女子大生というのはあいかわずだった。 探検部や、プロレス研究会の勧誘ポスターがあった。 これらのサークルは、意外と息がながいのだろうか。 大学の掲示版を見ながら、笑ってしまった。 しかし、 大学は、様変わりしていた。 まず、煙草が、分煙になっている。 あの、どこでも紫煙を吐きながら、 議論するなんてことはないのだろう。 学生たちの集まる場所もきれいで、ゴミの分別収集がされている。 ゴミタメのような、 サークルの部室というのは、なくなったのだろうか。 掲示版には、介護体験の授業や、 弁護士によるアカデミックハラスメントの講演のポスターが貼ってある。 マイクをもって、アジ演説を行っている学生もいない。 校舎の壁に、 ベトナム戦争反対や、沖縄解放の文字が、無秩序に、書かれていることもない。 こういう、ひとつひとつが、私から見ると予想もしなかったことで、興味深かった。 自習室にいって驚いた。 いくつもの机が並んでいるのは同じなのだが、パソコンが一台ずつ置かれ、 自分のコードとパスワードを入れると使えるようになっていた。 生協では、 大学のロゴの入った、Tシャツや、ペン、バックなどが売られていた。 国立大学も、独立行政法人になってから、経営を考えるようになって、 こういう営業もするようになっているのだろうか。 授業は、前のほうで聴いた。 考えてみれば、これも考えられないことだ。 いつも、さぼるか、うしろのほうで寝ていた。 同じ教室に、美人の女子大生が入ってくると、ちょっと、どきっとした。 これは、 今も、昔も、変らない私の反応だった。 大学の大食堂で、ランチをとった。 安いうえに、大盛りで、味もそれほど悪くなかった。 このあたりの雰囲気は同じだ。 すごく、いい。 すると、 ふいに、女子大生から、声をかけられた。 にやけながら、まだまだ、私も捨てたものじゃないのか。 現役、復帰できる ・・と瞬間、頭をよぎった。 「どうして、ここにいるんですか?」 声の主は、姪っ子だった。 つまり、弟の娘というわけだ。 やばい。 時間は流れているのだ。 そういえば、息子の同級生もいるかもしれないし・・。 女子大生との合コンなどと浮かれて妄想していると、 ・・・・・やはり・・・まずいよ・・なあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
大学、最近は綺麗になってますね。自由な校風が売りの京都の国立は、まだ昔の雰囲気が残っています。独特の文字の大きな看板が立てかけてあって、懐かしさを感じました。
クラブの先輩が数年前、海水浴で若い女の子に声をかけました。なんと、彼女は娘の同級生で、横に水着姿の娘が座っていました。一気に父親の権威が落ちた瞬間でした。うそだと思ったのですが、ほんとでした。 (2006年09月26日 09時25分24秒)
30年以上(?)の時空を超えての
キャンパスライフ、いろいろと 様変わりしていることに、驚いたり 喜んだり・・・目に浮かんでくるようです。 ご自分の学生時代が一枚のレイヤーのように 今の学園での時間の下に敷きこまれて 意欲と感動の、源になっているのでしょうね。 『可能なら学生時代は二度過ごすべし』・・・ですね。 (2006年09月26日 09時29分24秒)
>女子大生から、声をかけられた
あははは・・ アトムおじさんの驚きと期待?の顔を想像して、 噴出してしまいました。 (自分にも言えることって事ですね。^^;) 大学、お洒落になりましたね。 先日娘の学校の隣にある系列大学のカフェで友達と学校の待ち時間にお茶を飲みました。 コンビにもあって、綺麗でしたよ。 そこから見える景色まで綺麗に見えました・笑 兄が大学生の時は熊みたいな学生が多かったそうです。兄が家に帰って来ると、石鹸が無くなるのが早い!と母は笑って嬉しそうでした。 家でさっぱりしてすっきりしてまた北の札幌に帰って行って次の帰省には、また立派な熊のようになって帰ってきていました。 (2006年09月26日 21時23分18秒)
アトムおじさんは変化があってもそれらを冷静に分析し楽しんでいらっしゃるように思います。
>現役、復帰できる >・・と瞬間、頭をよぎった。 アトムおじさんは、何事もいつまでも現役のような気がします。ねっ、そうでしょう? (2006年09月26日 22時35分35秒)
のりまきターボさん こんにちは
>大学、最近は綺麗になってますね。自由な校風が売りの京都の国立は、まだ昔の雰囲気が残っています。独特の文字の大きな看板が立てかけてあって、懐かしさを感じました。 >クラブの先輩が数年前、海水浴で若い女の子に声をかけました。なんと、彼女は娘の同級生で、横に水着姿の娘が座っていました。一気に父親の権威が落ちた瞬間でした。うそだと思ったのですが、ほんとでした。 ----- そうですか・・・。 気をつけよう。。 もともと、父親の権威のかけらもないのですが、 顰蹙をかいそうなので。 まだまだ、 自分は若いと思っているのですが、 そういうものですよね。 やはり、・・・(笑) (2006年09月27日 02時19分56秒)
与乃91さん こんにちは
>30年以上(?)の時空を超えての >キャンパスライフ、いろいろと >様変わりしていることに、驚いたり >喜んだり・・・目に浮かんでくるようです。 >ご自分の学生時代が一枚のレイヤーのように >今の学園での時間の下に敷きこまれて >意欲と感動の、源になっているのでしょうね。 >『可能なら学生時代は二度過ごすべし』・・・ですね。 ----- そうですね。もう、30年近くなるのですね。 考えてみれば、すごいものです。 しかし、 大学は、社会人になってから、 行くべきものだという気がしています。 そのあたりのことは、 また、ゆっくり書いていこうかと、 思っています。 授業の内容の言葉が、染み込んでくるのです。 また、続きを書きます。(笑) (2006年09月27日 02時23分47秒)
うにざんすさん こんにちは
>姪っ子さんでしたか~! >ちょっと残念ですが、時は流れていますもの。 > >でも、今の女子大生との合コン、してみたいですね♪ ----- 若い子とカラオケに行くと、 ぜんぜん知らない曲ばかりなのです。 新しい歌は、 みんな、カラオケで覚えています。 ヒゲさんの曲は、新しいのをおさえていますか? しかし、そんなことも、 自分の子供の年齢だからなあ・・ ほどほどにしないとねえ・・・(笑) (2006年09月27日 02時27分00秒)
プライムさん こんにちは
>>女子大生から、声をかけられた >あははは・・ >アトムおじさんの驚きと期待?の顔を想像して、 >噴出してしまいました。 >(自分にも言えることって事ですね。^^;) すみません。 なるべく、浮かれないように、 注意したいと思います。 ほんと、やばいぜ。冗談ぬきに。。(笑) >大学、お洒落になりましたね。 >先日娘の学校の隣にある系列大学のカフェで友達と学校の待ち時間にお茶を飲みました。 >コンビにもあって、綺麗でしたよ。 >そこから見える景色まで綺麗に見えました・笑 >兄が大学生の時は熊みたいな学生が多かったそうです。兄が家に帰って来ると、石鹸が無くなるのが早い!と母は笑って嬉しそうでした。 >家でさっぱりしてすっきりしてまた北の札幌に帰って行って次の帰省には、また立派な熊のようになって帰ってきていました。 ----- ほんとうに、大学のキャンパスは、どこもお洒落になっているようです。 バンカラの学生は、 もう、絶滅種の動物のようですね。 下駄をならして、歩く学生なんていないですね。 髪は、茶髪もいるし・・。 ゆっくりと、キャンパスレポートをしたいと思いますので、お楽しみに。(笑) (2006年09月27日 02時31分27秒)
heren’sさん こんにちは
>アトムおじさんは変化があってもそれらを冷静に分析し楽しんでいらっしゃるように思います。 > >>現役、復帰できる >>・・と瞬間、頭をよぎった。 > >アトムおじさんは、何事もいつまでも現役のような気がします。ねっ、そうでしょう? ----- そうです! 気持ちは、いつも、現役なのですぞ! しかし・・。 また、誰かに、いいかげんにしろと、 言われそうですね。 でも、 しばし、仕事を離れ、 楽しい日々になりそうですよ。(笑) (2006年09月27日 02時33分56秒) |
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