日々の出来事

春と秋に年に二度開かれる高校時代の同級会がありました。
もともと男子高校だったので女子はクラスに五、六人程しかいませんでした。学年で１２クラスあったかな？そのうち六クラスにしか女子は居ませんでした。
我がクラスの六人の内一人は若くして亡くなられてしまい、二人は東京に住んでおられ、一人は先日の女子の会には来られたのですが、息子さんと二人でレストランをしておられるので今回は欠席でした。もう一人の方はほとんど出てこられない方です。
結果何時も出席するのは私一人の事がほとんどなのです。
東京でやる時は私はわざわざ東京までは出かけて行きませんが東京にいる二人は出ておられるようです。
何時も会場は決まっていて、市内の「一貫茶屋」という日本料理のお店です。そして二次会はそのお店のすぐ裏にあるスナックと決まっています。
今回は主人も亡くなった後でお金も厳しい状態になっていたので、どうしようか迷っていました。何時も幹事をやって下さっているＳ君に電話でその事を伝えると「会費は半額でいいよ」との事で他の皆さんは二次会込みで一万円の所私は「五千円でいいよ」と言ってくれました。それで出席することにしました。
何時も以前勤めていた同級生の事務所兼自宅の駐車場に車を停めさせてもらっていたのですが、今回は家族の方が大勢来ているので無理と言われてしまいました。
仕方がないので途中にある地方事務所の駐車場が「時間関係なく使えるよ」という彼の言葉で私はもうすっかり暗くなってしまった市内の道を走ってそこを目指していたのですが、暗い事も手伝い、又最近市内に出かけることも無くなってしまっていて、道が判らなくなってしまい、結果的に会場の近くのセヴンイレヴンに停めさせてもらいました。
お店に着いた時はもうみんな集まっていました。先生も来られて全員で１５，６人でした。副担任の先生も来られていました。
卒業以来という人も一人いて、なんだか貴重な時間でした。卒業してから５０年という節目の年になります。
この間に大学、就職、結婚、そして孫が出来、私のように相棒を亡くした人。担任の先生も奥さんを亡くされて一人暮らしとの事。少し耳が遠くなっておられました。もうお年でもあり先にタクシーで帰られました。
クラス５０人？中もう６人も亡くなっているという事を知りました。
他のクラスの事はよく解りませんが、我がクラスはとても仲が良くて、こうして毎年年二回集まっているのです。もう兄弟のようです。
美味しい御馳走もいただき、車だったので私はノンアルコールビールでしたが、美味しいお酒も皆さん飲んで賑やかにおしゃべりタイムが続き、五時半から始まった同級会は二次会まで入れて三時間以上にわたり楽しい時間を過ごす事が出来ました。何時も男性の皆さんは昼間はゴルフをしてこられているのです。雨の予報でしたがどうにか曇りで留まっていたようです。私はゴルフはやった事はないのですが、父の残したゴルフ道具は実家にはありますが、お金のゆとりがないので無理です。

家に帰ってきたのは九時半を過ぎていました。独り暮らしの寒さ？淋しさ？がこたえる、でも楽しかった時間の余韻もあり、テレビのＮＨＫスペシャル「認知症革命；ついにわかった予防への道」を見ながらいつものパターンの夜を過ごしました。認知症にならないためにもしっかり歩いたり、色々な事をしたり、色々な人に会ったりすることが大事かなと感じました。

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