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カテゴリ:映画の話
勝利への脱出 出演: シルヴェスター・スタローン/マイケル・ケイン/ペレ 監督: ジョン・ヒューストン レーベル: ワーナーエンターテイメントジャパン(株) 販売元: ワーナーエンターテイメントジャパン(株) カトリックの学校で寮暮らしの中学時代。 日曜の朝の勉強時間を抜け出す手段が、教会のミサに出ること。 ミサが終わると、お茶とお菓子が飲めて、映画まで見せてもらえるということで、 集っていたのは敬謙とはいえないメンバーが多数。 でもちゃんと賛美歌とお祈りは声出してました。 そこで見たことをハッキリと憶えているのがこの「勝利への脱出」です。 サッカー好きのスペイン人神父さんも大興奮。 ドイツに捕虜にされている元サッカー選手のオールスターチーム 対 ドイツ軍オールスターチーム 本当なら緊迫感があるべきストーリーなのですが、それはオープニングのみで、どことなく牧歌的でホノボノしています。 で、最後も絵に書いたようなハッピーエンドです。 現役のペレのオーバーヘッドキック アメフト出身でサッカーについていけず、もろタックルでドリブルを止めてヒンシュクを買うも、試合ではキーパーとしてPKを止めたスタローン そして当時の一流のサッカー選手のプレーは、今見ても色あせていません。 でも私の注目は、 マイケル・ケイン 元イングランド代表の名プレイヤー役ですが、当時の年齢で50歳目前で、もろ中年体型です。よく見るとほとんどプレーシーンはありません。でも頑張っています。 キャプテンとして皆を励まして、頑張っています。 どんな役でも断らない。どんな役でも頑張る。 小学校の時に映画館で見たときは、蜂と闘ったり(スウォーム)、沈没船で奮闘したり(ポセイドンアドベンチャー2)、多重人格の変質者になったり(殺しのドレス)と、私の中ではよく見る俳優。 特に「殺しのドレス」では、小学生では理解不可能の「デパルマ」ワールドに混乱した上に、 「オッチャンええ人やったんやないん!!」と裏切られてダブルショック。 アカデミー賞も2回取っているのに、名優なのに、最近でもオースティン・パワーズのパパもやっている。でもバットマンビギンズの執事はユーモラスで素敵だった。 そして、先日、東京で見た「スルース」 見ると何となく安心する。 そう言えば、マッドネスが「マイケル・ケイン」という歌を歌っていた。マイケル・ケイン本人が 「アイ アム マイケルケイン」 と言いまくっている。 日本で言えば、オレンジ・レンジが「緒形拳」という歌を歌って、緒形拳本人が「私は緒形拳です」とラップに参加しているようなものか? 私が持っている1984年のUK・TOP40のCDに、この「マイケル・ケイン」が入っているので、先日、歌詞を聞き取ろうとしたが、ヒアリング力がついていかず断念!!一体どんな曲なのか、未だに興味津々。 でも・・・・・なんと言っても私にとってのマイケル・ケインと言えば、 著書の「映画の演技」 駆け出しの社会人で、少し仕事に行き詰まりと閉塞感を感じていた時に、会社帰りの本屋で見つけた一冊。マイケル・ケインが書いた演技論です。もちろん訳本でした。 この前、本をしまっている箱を探したけれど、見つかりませんでした。内容もよく憶えていませんが、ただ「救われた感」だけはしっかりと残っています。14年ぶりに読んでみたくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 4, 2008 11:45:52 PM
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