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Jun 9, 2009
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カテゴリ:映画の話
久々の映画鑑賞でした。


チケット販売所には長蛇の列が。
休日の渋谷でのスーツ姿の二人は、早朝の軽井沢に続いて浮き気味でした。

並んでいたのが、どう見ても経済モノを見そうな人たちではなかったので、
「『ハゲタカ』は空いているんだろうなあ」と思いきや、
私と同行のJC理事長が最後の2席でした。

立ち見OKの映画館でしたので、鑑賞後の通路には座布団が多数残っていて、
通路の階段で「立ち見」ならぬ「座り見」をした方々が沢山いたようです。

当初、鑑賞するつもりだった六本木では、事前のネット予約ができるため
調べてみると、夜遅い最終回以外は全て満席でした。


若い方、特に女性も非常に多く、
そんなギャルたちが硬い経済モノの映画に来ていることに対して、映画の中のセリフ同様に
「日本もまだまだ捨てたもんじゃない!!」
と感じてしまいました。

ところが少し様子が違う模様・・・・・・

私の隣のギャル達は、「やっぱりドラマを見てる人もいるのかなあ」なんて言っていて
どうやら映画自体ではなく「玉ちゃん(玉山鉄二)」目当てだったようで・・・・・・
でも目的は何であれ、このお堅い映画に臨む素晴らしさには変わりはありません。




肝心の内容ですが、ドラマ版の中心人物が引き続き活躍します。

今回のバイアウトのターゲットは、日本有数の自動車メーカー。
新たな参戦者VS鷲津の経済戦争が主題です。

脚本が完成した後にリーマンショックが起こったために、
ストーリーの大幅な修正があったようです。
それが理由かどうか分かりませんが、クライマックスの展開が少し大雑把な気がしましたが、
むしろ2時間15分という短い時間の中では、上出来だったのかもしれません。
逆に詳細を省いたために、テンポが速くなり、非常にスピード感を感じました。


また、決して暴力や戦場を描いているの訳ではないのに、
派手なアクション映画を見た後と同様の昂揚感を感じていることに対して
少し不思議に感じました。
でもよく考えてみると、これは「経済戦争」モノでした。

そして、やはり小説「レッドゾーン」とはパラレルワールドであり、
中心となるプロットのみを踏襲していて、
結末の雰囲気も全く別物でした。
(小説は爽快感&小笑い 映画では切なさ)



加えて、ふと感じたのは、見る人の職業や世代によって
感想が違うだろうなということ。

あくまで私は経営者。経営者なりの見方、経営者なりの感じ方。
そして鷲津とは同年代。その同年代なりの眺め方、同年代なりの解釈の仕方。

その中で、自分の糧となりうる劇中でのやり取りが色々とあり、
見てよかったと心から感じる映画でした。




以下は、微妙にネタバレです。


同じ経済モノのウォール街でのゴードン・ゲッコーのセリフ「Greed is Good」を用いて
それを終わらせる(腐ったアメリカを買い叩く)という主人公の鷲津。

私にとっては、この映画が「ウォール街」のアンサームービーにように感じています。

「金融=虚業であり、汗を流す実業こそが素晴らしい」という趣旨の「ウォール街」
しかしながら「Greed is Good」という言葉を語ったゲッコーが
製作者の思惑から暴走してヒーローとなってしまいました。

この「ハゲタカ」は、リーマン・ショックというシチュエーションを巧く利用し、
「金融」と「Greed」を乖離させて金融の役割を説きつつ
「働くことの意義」や「経営の意味」にまで言及しています。

私にとっては、ゲッコーの暴走に対して、
20年以上の時を経て終止符を打ったように思えましたし、
ウォール街が描ききれなかった経済哲学をようやく表現できたようにも感じました。
(これは映画のでき云々ではなく、私の私的解釈の範疇にとってですが・・・・)

何年か前に「ウォール街2」の話があり、結局は実現しないままで
「今、経済モノの映画を作れば面白いのに」と感じていた私にとっては
私の長年の溜飲を下げてくれる映画であったので、私的な素晴らしさが倍化したのかもしれません。





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Last updated  Jun 10, 2009 11:21:03 PM
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