|
カテゴリ:映画の話
「スターウォーズ フォースの覚醒」が1月7日時点で「アバター」を抜き、全米歴代興行収入1位に輝きました。
映画の出来という観点では、私が昨年劇場で観た映画の中では、「セッション(Wiplash)」「バードマン」「クリード(ロッキー7)」に続く4番目であり、「マッドマックス 怒りのフューリーロード」「ミッションインポッシブル ローグネーション」と同等なのかとも感じております。 これは、スターウォーズ以外の映画も非常にハイレベルであったという結果です。 例えば「ミッションインポッシブル」も歴代最高傑作でした。もともと噂されていたように、2015年は映画史上最高の年だったのだと思います。 ただしスターウォーズという映画は、映画の出来云々ということとは関係無く、その存在自体がもはや確立された文化です。 エピソード4が活劇・史劇・神話の要素を映画に復活させた意義は、映画史における重要な出来事であることは間違いありません。また前年のロッキーと共に、時代の変化を感じさせる、或いは時代を変えたのかもしれない 思想や哲学とも言えます。 そして地球上で暮らしている70億人の人類の中で、10億人は見たことがあるということからも、人類の芸術史上に残る作品です。 ということで、スターウォーズ関連本三冊を購入。 改めて、スターウォーズが何なのかを勉強です。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ユリイカ(第48巻第1号) 「スターウォーズと映画の未来 あるいはYouTube以降の映画史」と題されているように、YouTubeの登場による映画の変質。そして映画史におけるスターウォーズの存在を論じながら、映画の未来を様々な識者が論じています。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】スター・ウォーズ学 [ 清水節 柴尾英令 ] スターウォーズに関する様々な情報を紹介し、考察しています。 ルーカスがなぜスターウォーズに至ったのかは、非常に興味深い内容です。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】スター・ウォーズ論 [ 河原一久 ] 「スターウォーズ学」に比べると、少し固いです。 映画史におけるスターウォーズの意義を俯瞰的に眺め論じています。 エピソード4におけるオマージュやインスピレーションが沢山リスト化され、有難いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 10, 2016 09:29:16 AM
コメント(0) | コメントを書く
[映画の話] カテゴリの最新記事
|