|
テーマ:最近観た映画。(38865)
カテゴリ:映画の話
IMAXで観賞。
レオナルド・デカプリオがアカデミー最優秀主演男優賞を受賞 。 噂通り、圧巻の演技です。 ここまでやられると、文句のつけようもありません。 また最優秀監督賞にアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ そして最優秀撮影賞にはエマニュエル・ルベツキ 是非とも劇場で体験すべく新感覚映像です。 ちなみにイニャリトゥ監督は二年連続 ルベツキは三年連続のアカデミー賞受賞です。 もう1つ特筆すべきはBGM 休符を聞かせる作りで、呼吸を止めないといけない感覚に陥ります。 これはスゴいなと思っていたら、坂本龍一でした。 以下、素晴らしい映画だからこそハードルを上げての感想 欲を言えば、起承転結の承と転の繋ぎが穏やかすぎたか。 いわゆるロードムービー的ではあるのですが、ダイナミックさが薄かったです。 緩急と見なしてもいいのかもしれませんが、緩やかな中にもスパイスは欲しかった。 また作品としては素晴らしかっただけに、テーマ(哲学性)の薄さが気になりました。 同じイニャリトゥ監督「バベル」「バードマン」で展開されたアイロニカルな表現。特に「バードマン」における、あらゆるメディアに対する皮肉が秀逸だっただけに、外された感じです。 そのあたりが、作品賞を取れなかった所以なのかもしれません。 例えるとすると、超高級なステーキサンド。「このレベルのお肉をサンドイッチにするとは、とてつもない。欲を言えば、もう少しマスタード効かせて欲しかった」感じですかね。 エンドロールで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 14, 2016 08:51:52 AM
コメント(0) | コメントを書く
[映画の話] カテゴリの最新記事
|