***ふりかえってもいいじゃない***

もし　あつひろの障害に気がついたりしなくて、彼がちょっと変わってるのも　個性豊かな子として、自然体でありのままに　ごく普通の　子育てをしていけたなら、あつひろは今より幸せにすごせたのかな。。。

療育とか訓練とかもないゆったりした毎日のなかで。

だって、あの子の障害に気がつくまでは　わたし　元気で明るく　楽しい子育てをしていました。だけど今はいっつも不安定。

それで　たまにしか笑わなくなったことに　ふっと気づく。

なんか一日の終わりが来ても　ほっと落ちつけたりすること　無くなった。

不安になって自閉症の本をさがして

「まわりが早く障害に気がついて、手を打たなければだめ」みたいなこと書いてあるけど、

心のバランスをくずした母親が、ギリギリがんばって療育につれていくより　ありのままのんびり楽しくすごしたほうが、あつひろにとっては　きもちいい毎日かもしれない。

ごめん　なるべく　早く　元気になるからね。