4日目は本当はゆっくりごろごろする予定だったが、勝山の100円朝市でいい花が手に入ったとかで(父はここでおばさんたちと戦うのが趣味?)、急遽母方の墓参りにこの日に行くこととなった。
こちらの墓は旧市内と呼ばれた栄えた方にある。墓から関門橋も見える。が、それだけに人もたくさんだ。違法駐車の嵐。
そういえば下関の友人ともそのことで話したのだが、下関ではお盆の時期に迎え火や送り火をしない。お盆のときに「盛大に墓参り」をするのだ。ふとそれを不思議に思って、飲み会で友人たちに「下関ではお盆に祖先の霊はどこにいるのか?」と聞いてみたが「家にいる」派と「お墓にいる」派とに分かれた。「お墓にいる」派に、「じゃあ日ごろはどこにおるんか?(笑)」という新たな難題が生まれたが、「そこに私はいません…千の風になって…(笑)」という説もあり…。
とりあえず、なすの馬の飾りもわらを焼く風習もないが、お墓や仏壇にお供えする「らくがん」は固くて甘くておいしい。
墓参りの後は唐戸市場(からといちば)に。ここは昔から魚は新鮮だが、今は建て直して観光客向けのつくりにもした。「まいうー」の石塚くんの番組とかテレビでもたびたび出てくる日曜日の唐戸市場は大混雑だったが、握りずしとかふぐのから揚げとか新鮮な魚介類がその場で食べられる。今までは平日しか行かなかったからその商品の多さにも大混雑にも驚いた。
人込みが得意ではない自閉症児Sを連れてそんな中にいるのは大変だったが、海鮮丼1000円を家族全員で買って帰ることができた。 どれも1000円なのだが、「生うに」のみの丼、「生うに」と「いくら」の丼、「うに・いか・はまち…その他いろいろ」の丼とかそれぞれ入っているものを自分で選べる。その中身だけでは、どの店もおいしいのは同じなので、お客を争うように、この店は「お茶付き!」だったので、迷わず決定した。なかなかおいしかった。
そうそう忘れないようにメモすると、「ふぐの白子」や「あんこうのすり身」もあると宣伝しているカモンワーフ1階海沿いの「たこ焼き」屋さんは、たこ焼きの外側がおいしくなさすぎて、ぱさついたお祭りのたこ焼きのよう…。なぜか甘いし。雑誌とかにも載っていて期待しただけにちょっとショックだった。どおりで地元の人が誰も並んでないはずだ。
この日も早めに家に帰ってくつろいだ。