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2006.01.14
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カテゴリ:温泉
さて昨日の続きです。
 湯治目的だった温泉宿ですが、気がつけば団体さんが何組も入れるような巨大温泉旅館が主流となりました。最近でこそ流行らなくなってきていますが、一昔前までは職場や町内会、老人会などの団体旅行が盛んに行われ、行き先と言えば至れり尽くせりの旅館であったわけです。その至れり尽くせりの一つの目玉が温泉大浴場だったわけです。
 温泉と言うのは湧き出る湯だけをそのまま利用して湯船からあふれさせるいわゆる「掛け流し」方式が本来の温泉であるはずですが、それができるのは湯量が豊富であって、湯が無料または安価で手に入るということが前提になってきます。湯量が豊富でなかったり、配湯にお金が掛かる場合はとても掛け流しにはできません。また、源泉が温い場合には加温が必要ですし、高すぎる場合は加水して適温にする必要があります。団体客がたくさん泊まるような大旅館ではそれなりの大きな浴場でなければ苦情が出ますが、それだけの大浴場を満たすことができるほどの湯量を誇る源泉はそうたくさんあるものではありません。そこで限られた源泉を有効に保つためにお湯を循環させる方式が取られました。今ではこの循環方式が主流となっています。

つづく

画像は宇宙一の大浴場を誇る洞爺湖サンパレスの大浴場





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Last updated  2006.01.14 21:57:55
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