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2006.01.14
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カテゴリ:温泉
 さて、前項で循環湯の成り立ちを書きましたが、循環湯にはいろいろと問題点があります。不特定多数の人が入浴するわけですから当然湯は汚れていきます。その湯を再利用するわけですから汚れを取り除かねばなりません。その為にろ過装置が使われます。ところが、ろ過されることによって湯の花をはじめとして温泉の成分までもがろ過されたりします。また、お湯を再利用すると様々な雑菌が繁殖します。レジオネラ菌に代表されるぬるま湯を好んで大量に繁殖する有害な細菌が存在するのです。当然取り除かねばなりません。そこで殺菌させるべく塩素を投入しカルキ臭い温泉となりますが、これが無ければ大変なことになります。もちろん循環しながら加温もされます。湯量が少ない場合は加水もされます。このような循環温泉が日本の温泉の約7割だと言われています。
 すこし怖い話ですが、塩素を投入することによって毎日湯を換える必要が無いとも言われています。全く湯を換えないという様な事は無いとは思いますが、24時間入浴可能な大浴場はいつ清掃するのでしょうか。
 循環された湯は浴槽内だけで循環している場合もありますが、湯量が少ない場合は循環された湯も湯口から出てきます。湯口から出る湯は源泉で無い場合もあるので「飲用可」と明記されていなければ飲まない方が賢明です。
 
次回はもっと酷いパターンを紹介したいと思います。





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Last updated  2006.01.15 00:01:41
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