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アウトドア親爺の徒然日記

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2017.10.19
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カテゴリ:お天気



10月18日(木)

今日はまた雨の一日に逆戻り。
東京の最高気温は10℃を少し超えたところ。 真冬の寒さになってしまいました。
10月中旬としては、異例の気候です。

一方沖縄では、30日連続で真夏日だそうです。
こちらは記録的な暑さだそうですよ。

台風21号はまだフィリッピンの東海上にいますが、
今後、進路を東に振りながら、日本列島に向けて北上する予想。
来週の週初には九州から関東に接近し、何処かで上陸する恐れもあるようです。

土曜日、日曜日は雨降りのお天気になりそうですね。
関東地方の今年のお山は紅葉は、これで終わってしまいそうですよ。 多いに残念です号泣


10月14日の日記で、那須岳にありました上の看板について触れました。
今日の日記では、雷についての注意事項をまとめておきましょう。
けっして、季節外れではありません。 春や秋も要注意です!

雷さん。 屋外で絶対出くわしたくない、五本の指に入りそうです。
五本の指を、あえて挙げてみますと、
雷・豪雨、ヤマガカシやマムシといった毒蛇、怒ったオオスズメバチ、あとは熊、猪ですかね。

どれもそれなりに遭遇する可能性はあります。
雷、豪雨以外は生物ですから、対処の仕方が異なります。
共通事項は、出くわすリスクを出来る限り減らすことでしょうか。

他の連中については、別の日記に譲るとしまして、
雷さんについて話を進めましょう。




まずは、出くわすリスクを下げること。
雷雲の中にいるという状況にならないよう、先を読んで行動すべきでしょう。
そうです。 君子危うきに近寄らず。

雷に打たれるリスクを減らす方法はいろいろと指南されていますが、
リスクをゼロにする方法は無いと認識しておいた方が無難です。

急変する天候は、予測不可能などという人もいます。
確かに100%予測することは不可能ですが、出来る限り予測し避ける努力は必要です。
自分自身と同行者の身を守るために。

例え心配しすぎであっても良いではないですか。
再チャレンジの機会は何度もありますが、命は一つしかありません。

出かける前には、向こう三日間の予想天気図位は毎日見ておきましょう。
天候の変化の傾向がだいだい掴めます。

高気圧も低気圧も、
北から来たか、南から来たかを把握しておくことは、
天候の変化をよむ上で重要なファクターです。

最近は便利な世の中になりました。
電波の届く範囲では、スマホの天気予報アプリは非常に頼りになります。
雨雲レーダーはかなり正確です。
親爺は普段からyahoo天気を愛用していますよ。

だいたい雷が鳴らなくても、雨の中の山行なんて最低でしょ。
親爺は絶対ご免こうむります。 雨と渋滞と行列とあとは何だろう。
兎に角、嫌なものベストファイブには入ります。

徒話はさておき。




用意周到に行動しても、雷に出会う可能性はあります。
不運にも雷雲の中に入ってしまった場合、
その時は、神仏に祈りましょう。 お助け下さいと・・・。

ではなくて、やることがあります。 打たれっ放しでは芸が無い。
命取りになってしまいます。 できるだけ雷撃をくらうリスクを下げなくてなりません。

その為には、幾つかの知っておくべき事項があります。

まず雷の性格を知らなくてはなりません。
雷はその地点において、より高く突き出ているものに引き寄せられる傾向が強いです。

所構わずです。 山・海・町・田舎関係ありません。
物の種類にも拘りません。

従って落雷事故は、山の頂上、稜線、河原、グラウンド、ゴルフ場等が多いですね。
これ最重要事項です。

最初に考えるべきことは、雷が落ちやすい場所からの避難です。
山頂や尾根等の高い場所、開けている場所、水回り等濡れている場所は特に危険です。

そのような場所で、人体が一番突き出ていれば、
地上に突き出た「人体そのもの」に引き寄せられて落ちます。

更に、
ピッケル・傘・釣竿・テニスラケット・ゴルフクラブ、はては竹刀・木刀など、
材質に関わらず長細い物を立てる行為は命知らずです。 避雷針になってしまいます。

まぁ、竹刀や木刀はもとより、
テニスラケット・ゴルフクラブを持って山に登る人は稀だとは思いますが・・・。





次に、
大木・立ち木の根元では避難・雨宿りをしないでください。
人間は樹木より電導性がかなり良いようです。
木の天辺に落ちた雷が、人体に向かって再放電します。
貰い感電ですね。これを側撃雷と呼ぶそうです。

目安としては、幹や枝から4m以上は離れた方が良いようですね。
4mは、大人であれば両手を左右に大きく広げた長さの2倍強位でしょう。

なお、大体5m以上の大木等であれば、
その高さを半径とする半球以内は、「保護範囲」と呼ばれ直撃雷は避けられるようです。
但し上述のように、側撃雷を避けるため、4mほどは離れなくてはなりません。
そしてしゃがみ込んで姿勢を低くして、両耳を塞いで待機してください。
伏せてしまってはいけません。 電流が地面を伝わり、感電するリスクが高まります。

なお、もしあればのことですが、
送電線や鉄塔など、電気を通しやすい構造物の傍は安全なんだそうです。
もちろん適当な距離は離れての話です。
お山の中に自動車や電車は走っていないでしょうが、この中も安全なんだそうです。

山の中で一番安全な場所は山小屋です。
しかし、テントや小さな小屋の中は危険です。狭い空間では、やはり側撃雷をくらいそうです。
常に山小屋の位置を確認しながら進むことも、自分の安全を確保するには重要な観点です。

とにかく山に限らず、
自分が地表より一番突き出た突起物になることは絶対さけましょうね。
それから高い物から少し離れましょう。




多人数のパーティでは、まとまっての行動はやめましょう。
落雷のリスクが増大します。
側撃雷が起きる可能性もあり、一度に多くの人に被害が及ぶ危険性があります。

さて、
雷鳴が聞こえるようになると、10km以内に近づいていると考えましょう。
その状態では、近くに落雷するリスクも十分あります。
山小屋に避難する、下山してしまうなどの移動時間はほとんどありません。
できるだけ低い場所を見つけ、
その場にしゃがんでやり過ごすのが安全かもしれません。

これぐらいの事を守れば、かなりリスクを減らすことができると思います。
くどいようですがリスクをゼロにはできません。

最後に、今ではあまり意味が無いとされていること。
一番多い誤解は、金属やカーボンなど、良く電気を通すものは、
危ないから身に着けないということでしょう。 都市伝説化しています。

逆に絶縁体も意味がない。
雷さんは、何処でも何にでも落ちますよ。








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Last updated  2017.10.19 18:09:55
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