|
カテゴリ:旅行
2月11日(金) 現在、北京冬季オリンピックが開催中。 米中の対立、台湾海峡問題など、日本に直接影響を及ぼす国際問題を抱えたまま。 その上、ロシアがウクライナへの進攻をうかがうもきな臭い国際情勢。 おまけに北朝鮮は日本海に向けてミサイルを撃ちまくって始末。 オリンピックは平和の祭典といわれ、その理念は政治とは無縁のはず。 少なくともオリンピック開催期間中は大きな騒ぎにならないことを祈りましょう。 さて、オリンピックの中継番組を見ていて、 北京市内の風景が一瞬映ったのですが・・・。 場所は景山公園と故宮博物館のどちらをも臨む処。 今から30年ほど前に、 仕事で北京を訪れたことがありまして、一瞬懐かしい思い出に浸りました。 オフタイムには故宮博物館や万里の長城、明の十三陵を見学。 そして、人民大会堂(全国人民代表会議の議場)での晩餐会にもお招きいただきました。 ホテルは日本のニューオータニ系の長富宮飯店。 今思えば、国賓級の御一行様の端っこに運よく加えていただいたというところです。 当時の北京はまさにこれから近代化に向かう準備段階。 民主化を求めた天安門事件から数年後のことです。 片や日本はバブル経済が弾けたとはいえ、 まだ高度成長時代の残滓が色濃く残り、イケイケであった時代です。 当時若造の自分がこのような形で北京を訪問できたのも、 我が国が世界第二位の経済規模を維持していて、国力が盛んであったおかげと思います。 さて、天安門広場を貫く長安街は片道5車線の大通りですが、 自動車より自転車やオートバイの数が圧倒的に多いことに驚いたものです。 また、何よりも人民大会堂や天安門等、 市内の主要な建造物のスケールがばかでかいと感じられました。 たかだか30年程度の時間が流れただけですが、 中国の発展と大国化には目を見張るといいますか、本当に隔世の感を覚えますね。 何故なんでしょう 2008年の夏季オリンピック当時は全く感じなかったのですが・・・。 今回は突然懐かしい郷愁のようなものが込み上げてきました。 歳を重ねてしまったということなのでしょうか。 それとも余りにも中国が変わってしまったからなのでしょうか。 今日の日記はアクアマリンふくしまの続き。 お魚水槽にスポットを当てます。 下は人気のチンアナゴ。 ガーデンイールです。 水槽の中に人が立っているよう。 アクアマリンふくしまの大水槽の特徴です。 大水槽の上部を外側からも観ることができるのです。 逆に外にいる人を中から透けて見ることができるのですよ。 上の方に固まって見えるものはマイワシの群泳です。 多くの水族館で人気のアカエイ。 ニコチャンマークのようなお顔でキュートです。 ところで、今回のオリンピックは疑惑の判定やら続出していますね。 スキージャンプの男女混合団体戦のスーツ規定違反や、 スケートショートトラック、スノーボードの失格等々、なんでやねん!という声が多いこと。 開催国が中国、そのようなことを連想させてしまうのですが、 現在の世界情勢も反映されているような気がするのは考え過ぎでしょうか。 身近なところでは米中の争いに象徴されるナショナリズムの台頭。 イギリスのEC脱退(Brexit)も象徴的な出来事。 中国による香港への対応もそう。 そして現在は、ロシアのウクライナへの進攻も窺われる状況。 要するにローカルの利益を最大化する行為(利己)が堂々と主張される雰囲気。 半年前の東京オリンピックでは感じられなかったことです。 そうはいっても、 ほとんどの競技では公正で透明なルールとフェアな精神のもとに進行していますから、 新たな感動が産まれていますね。 人の限界を追求する、これには心が動きます。 カツオの小さな群れ。 不詳の生物。 マトウダイ。 体の側面に的のような模様があるから。 正面から見ると思いっきり薄っぺらいです。 ヌマガレイ。 ヒレの模様がおしゃれですね。 ところで「左ヒラメの右カレイ」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。 ヒラメもカレイも平ぺったい体。 一見よく似ていますが、眼の向きがちょっと異なります。 ヒラメの眼は左向き。 カレイの眼は右向き。 でもヌマガレイは少し例外。 日本のヌマガレイはほとんどが左向き。 つまりほとんどが奇形なのだそうです。 お名前に「ヌマ」とあるように汽水域や淡水にも生息可能。 否、むしろ淡水に生息する時間の方が長いのかもしれませんな。 キハダマグロとカツオのシンクロ。 昨日の朝から夜にかけて、関東地方では降雪時間が続きました。 幸い、我が家の周辺では夕方まで雨で、2~3cm程度の積雪で済みました。 早朝に道路の雪を退かしましたが、 それでも水分を大量に含んだ雪でやたら重かったですね。 明後日から明々後日にかけて再び降雪の予報が出ています。 積雪に慣れていないだけに、あまり酷い状況にならないことを祈っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.22 16:13:25
[旅行] カテゴリの最新記事
|