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テーマ:花見(122)
カテゴリ:ちいさな旅
北関東の宇都宮でも、いちばん早く咲く枝垂れ桜で知られる「赤門の慈光寺」さんの境内で、ライブがありましたので報告です・・・。
YAMAHAエレクトーンのデモンストレイターと言うよりも、宇都宮出身の世界的キーボード奏者の倉沢大樹さんをメインに、オペラ歌手出身でマルチボーカリストの浅香薫子さんと、フルート演奏家の島田絵里さんの共演。 今年の桜ライブは、「赤門の桜、延命維持and後継樹育成のチャリティー・ライブということで、基金の箱に浄財を入れれば、あとはフリーでした。 ![]() ☆この映像のしだれ桜は、去年2004年の今頃に撮影したものです。 コンサートのプロデューサーで、音響や司会までもこなすご住職が、気象統計学的に割り出した2005年の日程でしたが、ここのところの天候もあって、今夜の境内の桜は総てがふくらんだ蕾でいっぱいの開花直前状態でした・・・。 ん~~~~~、ちょっと残念っ!! (でも、ライトアップは幻想的でなかなか良かったのですが) ![]() ライトアップされた慈光寺の階段を上がる 「子供たちが居なくなって、今年の花見はふたりきりだねえ。」 仕事を終わって、夕方の5時半近く。 桜ライブのスタートは7時からなので、時間にはまだゆとりがある。 ![]() 倉沢大樹と浅香薫子の競演♪ そんなことを言いながら、自宅にクルマを置いて、久しぶりに市内バスに乗って中心街に向かう。 (そうすれば、ゆっくりと繁華街で酒が飲めるからねっ♪) 宇都宮パルコの信号前からの通りを真っ直ぐ北に向かうと、突き当たりの交番の裏手にライブ会場になる慈光寺の石段が見えて来る。 ![]() 浅香薫子さんの唄う背後でご本尊も輝いてます 腹ごしらえに、その手前にある「みよしや」の暖簾をくぐることに。 やきとりと野州手打ち蕎麦が売り物の店だけれど、目の前で揚げてくれるアツアツ絶品の味のから揚げを注文する人が多い。 おいらは、冷やの生酒で、配偶者はいも焼酎水割り(どちらも400円)を飲む。 ふだん、鶏肉がキライな配偶者も、この店のおおきな丸ごとの鶏から揚げ(たったの350円)は「美味しい美味しい」と、きれいに食べてしまう。 ふたりで、ネギと野菜の乗った温かいかけそば(400円)を半分こして、開演15分ほど前に、心も身体もぽかぽか暖かい思いになって準備完了ーーーー慈光寺へ。 ![]() フルートの島田絵里さん 軽いラテンのノリで、開演前の音楽が流れているけれど、ぼくらが席に着いた10分前にほ200席ほどの椅子席は、8割ほど埋ってる。 (演奏開始の時にはすっかり満席で、沢山のひとが立ち見してました・・) ![]() しだれ桜から、ステージを見下ろす 倉沢さんのオープニングは激しいテンポの「剣の舞い」から。 テーマは、軽やかなジャズ風アレンジで色彩豊かに展開してゆく。 つい、この間。 クラシック専門のホールとして有名な東京のサントリーホールで演奏したばかり。 POPSのキーボード奏者としては、初演奏の快挙だったらしい。 ![]() 観客の向こうには宇都宮の夜景が広がります・・ 彼のお父さんは、もともと楽器関係の仕事をしていて、昔から趣味でジャズ・バンドをクインテットやカルテットでライブ・ハウスなどでのライブ演奏をやっていた。 はるるが、若気の至りで「ジャズと詩の朗読会」などをやっていた時代からのつきあいで、父親の演奏は良く知ってるけど、息子の倉沢大樹さんの演奏は初めて聴く。 さすが、学生時代に世界大会で優勝しただけあって、スイングする即興演奏なども安心して聴いていられる。 ![]() 若いカップルたちのシルエットも、しばしうっとり・・ 軽快なアレンジのバッハ「G線上のアリア」が、ほろ酔いのはるるさんをわくわくさせました。 フルートの島田絵里さん、あの交響曲「惑星」のなかの名曲「木星」を切々と競演。 ジュピター、と言ったほうがみんな知ってるかな?! しみじみと、野外のしだれ桜の上の闇の彼方まで、美しい音色が染み渡ってゆくのでした・・・。 ![]() 寒くても熱かった聴衆席☆2005/4/2 あの「アメージング・グレース」やキャッツの「メモリー」なんかを朗々と歌い上げたかと思えば、本格的なオペラの名曲まで聴かせてくれた浅香薫子さん。 みんなといっしょに、「千と千尋の神隠し」のテーマをいっしょに唄ってくれたりして、境内の家族連れにも共感を得ていましたネエ。 ![]() 出演メンバーと、ご住職(右端)ラストの挨拶 音楽性豊かだけれども、ふつうのひとびとにも「音楽のたのしみ」を、しっかりと伝えて堪能させてくれた、1時間40分あまりのフリー・コンサートでした。 プロたちのほんものの演奏・本物の唄に触れると、こころが潤いますねっ!笑 この季節なので、けっこう肌寒かったけれど、胸には熱いものが燈ったような、そんな花曇りの夜☆ スタッフ・出演者・慈光寺のみなさま、ありがとう&ごくろうさま♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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