たっぷりが好き
朝食のパンにジャムを塗りながらふと想いついたこと。近頃なんでも値上げで食料品もだいぶ小ぶりになった。先日行った高速道路のサービスエリアの売店のジャムなんて手の平で隠れてしまう位のおままごとのような瓶入りジャム。久しぶりにかった冷凍のハッシュドポテトは5枚から4枚入に。冷凍うどんも200グラムから180グラムに変わった物も。だから冷凍うどんだけは業務スーパーで一玉250グラム入りのものにしている。今の時代、食べ物くらいたっぷりと食べたいものだ。しかし、冒頭のジャムを塗ってる時思ったのだ。もしかしてこの食料品がみんなママゴトのように小さくなっているのは、食糧不足が現実的になっているから?国の方針で少量の食物に国民を慣れさせる為?ニュースでも将来の食糧不足に備えて、新しい代替食物の開発というのをやっていて、暗い気分になり、しかしまだまだ先の話しと自分に言い聞かせていた。ほんの20年前にタイム・スリップしたらスーパーで売られている商品はみんな大きくて豊かな気分になるだろう。お菓子屋さんのお菓子だって一つ食べれば満足なケーキやお菓子が並んでいる。逆にその時代から今のスーパーを見たら「こんなチマチマした子供だましの大きさの商品ばかりの未来なんて嫌だ!」と思うだろうな。厳しい未来が見え隠れする現代の日本。しかし、清潔で安心で美味しい食物が容易に手に入る生活。どうかこの生活が孫達が成人してからもずっと続くことを願ってやまない。