風で乾く
連日の晴天ながら、スギ花粉の飛翔で洗濯物は居間に設置したホスクリーンに干している。今更ながら、専用の洗濯物干しスペースを作ればよかったと小さな後悔。それでも今は朝のうちは居間でエアコンを使うのでなんとか洗濯物は乾く。スギ花粉が終わっても、次は黄砂のシーズンで天気予報でチェックしながらの外干しにはなる。完全に外干しOKは結局夏になる。家の中でも乾くがやはり外干しがさっぱりと乾いて気持ちがよい。独身時代、外干しで乾くのは陽射しの強さだと思っていた。自動車学校で一緒だった私より数歳上の女性と話していて、家事の話題で「曇っていても風があれば乾くから」と言ったのが目からウロコだった。曇りでは洗濯物は完全に乾かないと思っていたので。年が近くても彼女は既婚者で小さな女の子の母親という大きな差があり、流石主婦と関心したのだった。当時は専業農家に嫁いで未経験の農業も現在はベテランになってるはず。あの小さな女の子も40代。洗濯物を乾かす時、時々思い出す彼女。小さな娘さんを抱っこしておそろいのサロペットジーンズを履いて自動車学校に来たことが今も脳裏に浮かぶ。