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このお二人の作品…個人的に興味があって最近よく借りています。 『いっちゃん』や『ねえどっち』などでご一緒されていますね。 お昼寝から目覚めたカンガルーママ。 おなかの ポケットにいるはずの ルルちゃんがいない! あわてて外に飛び出した。 そこで出会ったウォンバット。積み木を取り合ってケンカをしています。 急いでポケットからママが取り出したのは…『すりこぎ』 ウォンバットに使い方を尋ねられ、「さあ?」ママは、いつポケットに 『すりこぎ』をいれたのかも思い出せません 「どうやって やくに たてるかは 自分で考えてご覧なさい」って。 さっさとルルちゃんを探しに行ってしまいました。 こんな感じでカンガルーママは、出会う動物たちに ポケットから取り出すアイテムで「何か」を与えます。 カンガルーママの「…自分で考えてご覧なさい…」 っていう投げかけがわたくし自身は特に好きなフレーズです このカンガルーママのように忙しいお母さんたちなら誰でもうなずける フレーズが、「こんなものを いつ おなかの ポケットに いれたのか、おもいだせません。」なのでは? 忙しいお母さん…いつの間にか忘れてしまったり…、いつの間にか 時間が過ぎてしまっていたり…自分の事が後回しになってしまったり… カンガルーママのぼんやりさんな感じは一度くらい経験があるのでは ないでしょうか? 読むと6~8分で読めました。 あべさんの描く、赤みの強いオレンジ色のカンガルーママが 遠くからでも印象的にうつります。 ドラえもんの四次元ポケットなみに、不思議なアイテムが飛び出す ポケットは、カンガルーママの『懐の深さ』を表しているようですね。 低学年から大人まで幅広く楽しめる一冊だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月27日 14時48分03秒
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