メムロボブサップが第45回北見記念を圧勝。
今年の東京。秋は11月ぐらいで今月までは夏。12月頃から急激に寒くなる予報なのだとか…。四季の大半が夏か冬で、春と秋が年々短く今後なってしまうのでしょうか?日本らしい気候が薄れているとすれば、寂しいですね。ここ帯広はというと天気が良いと日中は過ごしやく秋らしい日が続きます。樹々の色も赤や黄色に染まり、紅葉は見ごろを迎えました。夕暮れ時の露店風呂は寒すぎず暑すぎず格別です。ただ気温が20度近く上がった日中でも、風が強い日は堪える寒さになります。また朝晩の冷え込みは2度前後と、布団から出るのに勇気が必要になってきました。この低気温の影響で、昨年度までの今時期は高速決着が目立ちました。しかし今季は、砂の入れ替えや金曜のロータリーハローがけの効果で秋のスピード競馬は減りました。ばんえいらしいレースが秋も見られるのは良かったと思います。この馬場状況の中、27日(日)は『第45回北見記念』(BG2)が行われました。各馬の荷物は850~880キロの高重量戦。道中は各馬じっくりと息を入れながら歩を進め、1・2障害中間を過ぎた辺りからインビクタ、コウテイの2頭が先行。すぐ後ろにメムロボブサップ、コマサンエース、クリスタルコルドが続きます。2障害手前では、これらが差なく集まります。まずインビクタ、コウテイが2障害へ挑戦を始めますが苦戦。そんな中、メムロボブサップがすんなりと障害をクリアします。離れた2番手に立て直したコウテイ、そこからさらに離れた3番手でコマサンエースが障害を下ります。先頭のメムロボブサップは力強く歩き、大きくリードを広げたままゴール。圧勝でした。圧倒的な強さを見せつけ重賞20勝目をマークしました。※主催者から頂いた写真です※主催者から頂いた写真ですメムロボブサップを管理する坂本東一(さかもと・とういち)調教師、騎乗した阿部武臣(あべ・たけとみ)騎手はともに「北見記念」をシンザンボーイで制した2019年以来2度目の制覇となりました。お二人のインタビューはこちらからどうぞ。↓ ↓ ↓ ↓第45回北見記念(BG2)メムロボブサップ※主催者から頂いた写真です重量は増えましたが、前走の岩見沢記念よりも展開が落ち着いた今回の方がメムロボブサップにとって条件は更に良かった印象です。関係者の皆様、おめでとうございます。