この鼻先の「滝沢」のプレートが目に入らぬか!
ここにおわすは、ばんえい界の滝沢秀明、タッキーなるぞ~!
なーんてウソです、っていうか、ちょっと前が見えません・・・
でも、さっきからボクの目の前にいる変なオバサンの姿が見えなくて好都合です。
豪華絢爛な装束でしょー。 え?ボク?忘れちゃったの?
ボクだよ、ボク、帯広市特別嘱託職員の「ばんえいPR馬」、ミルキー号。
ビジュアル系ばん馬と呼んでください♪
昨日(4/24)、2010年度・帯広ばんえい競馬、めでたく開幕いたしました
帯広競馬場の入り口で、ばん馬の顔をかたどったカワイイ「ばん馬パン」を配る騎手の皆さん。
やさしい笑顔の好青年は渡来心路騎手。平成生まれ、2010/01にデビューしたばかり
カッコイイですね~。水色の藤本匠騎手、高倉健さんみたいです~
初めて、勢ぞろいした騎手の方々をこんなに近くで見ることが出来ました。
ミルキーに付いていた「滝沢」の文字は、
国の無形文化財「チャグチャグ馬コ」で有名な「岩手県滝沢村」の紋所(?)。
岩手県滝沢村の「チャグチャグ馬コ保存会」のメンバーを中心に17名もの方々が、
帯広のばんえい競馬開幕を応援するために、はるばる駆けつけて下さったそうです(涙)
お疲れのところ、前日(4/23)にはチャグチャグ馬コの装束を付けたばん馬4頭と
心地よい鈴音を響かせながら帯広市の中心街をパレードして下さったとか。
見たかったなー
若手が、馬に伝統の装束を施す様子を見守る真剣な眼差し。
この風格、空気感、伝統に培われた気迫は、
昨日今日で出せるものではありません・・・
(撮影担当のお姉さん、キレイです♪)
ひとつひとつ、後継へ若手へと伝統を伝える後ろ姿、それを受け継ぐ後ろ姿。
たくさんの手順を丁寧に踏んで、馬の健康を願って作られた装束が施されていきます。
歴史っていうか、人から人へ伝え続けられてきた文化って、すごいよねー
こういう大切なもの(芸術とか文化とか)は、絶対に「仕分け」なんかしちゃダメだと思う。
長い時間ずーーーっと動かず立ち続けるお利口なミルキー。
でも先ほどのお姉さんのことは気になるらしく、じっとしたまま男として精一杯のアピール
「べぇ~~~!」
不器用な北海道の馬の想い=「あっかんべぇ」に、岩手のお姉さん気づいてくれたかな
ミルキーの首のところの「滝沢村」や、素晴らしい縫取り・刺繍にも注目!
ひょっとしていちばん立派なのを貸してくれたのでは・・・(感謝)
岩手県滝沢村へは行ったことがありませんが、
皆さんが馬に自然体で近づいてさり気なく接する様子を見て、
身近に馬がいる、馬を優しい目で見つめる環境なんだろうなー、と
たまらなく訪れてみたくなってしまいました
頭の中が「チャグチャグ馬コ」でグチャグチャのため、
しばらくチャグチャグ写真が続くと思われます どうかご了承ください。
見かけだおし日本一のような私、帯広から帰ってきてから熱っぽく、
オジサンに「どこかへ行って何かワクワクする物を見つけると毎回熱出すよね。」
と困った顔をされてしまいました。トホホ、言い訳のしようもございません。
初めて栗山の小林酒造へ行って山菜採ってたらふく日本酒を飲んだときも、
次の日から扁桃腺が腫れて熱が下がらず1ヶ月あまり病院へ通いました。
「小樽雪あかりの路」でも数度寝込んでます・・・ etc
そして今回の「岩手県滝沢村チャグチャグ馬コ」・・・ 年齢無制限の知恵熱でしょうか?
気分は、いいものに出会えてウッキウキなんですけどネ(苦笑)
しかし、「永久外出禁止令」が出されると困るので、短期間で回復せねばっ!気合だ~