宮城県の国営みちのく杜の湖畔公園で10/16まで開催されていた
「コスモス&コキア de COKOフェスタ2016」。
ポコポコ居並ぶ紅色のコキア、和名はホウキグサ。
昔は茶色くなった茎を乾燥させて箒を作っていたとか。
その実は畑のキャビアとも言われる「とんぶり」。
こんなに愛らしいんだもの、来年はコキアの種を蒔いてみようかな。

10/16「ふるさと村 田んぼ」で行われる「馬耕の実演」に
遠野の新燕号が赴くことをひろ子さんに確認してもらい、
JALダイナミックパッケージとJALふるさと応援割を活用し
お得に札幌(新千歳)⇔仙台1泊の旅へ。
みちのく公園のどこかで待機しているはずの馬に挨拶したく
勘だけを頼りにウロウロするも、
287haという広大さの前にくじけかけたその時、
前を歩いていた小さな女の子が「大きな馬を見に行くの!」
と言っておばあちゃんの手を引っ張った。
「大きな馬なんてどこで見たの?どこにもいないから戻りましょう」
とおばあちゃんがなだめても頑として「馬を見に行く!」
と言い張る女の子に便乗して、
「オバサンも馬を探しているの。どこで見たの?」
と聞いてみた。
小さな手が指し示すのは「南会津の家」の向こう。
おばあちゃんと「こんな所に馬がいるのかしらねぇ」と話しながら
道に沿って「南会津の家」を回り込むと、
いたっ!
「鼻先にワラくずが付いていたっていいじゃないか、馬だもの」

どうして小さな女の子が馬の待機場所を知っていたのか。
おばあちゃんの推理によると、
この少し前お父さんに連れられてお散歩した時に大きな馬を見て、
その場所を覚えていたのじゃないか、
ということでした。
君を撮るといつも何枚か鼻デカ写真。

なかなか上手く写せない瞳。

いざ馬耕へ!

驚く家族連れを尻目に、稲刈りが終わった「ふゆみずたんぼ」へ入り

昔の農作業を説明したパネルの中の"犂(すき)ばこう"を再現。



土が気持ち良さそうにでんぐり返ります。

ふゆみずたんぼで収穫された稲は「はさがけ」に。

「あんちゃん、 ウェイク 農耕馬だよ」

ふるさと村に岩手県遠野市小友町の南部曲り屋(菊池家)を
移築した「遠野の家」。

見事な茅葺き。


馬の餌を煮たりあたためたりする「馬釜」かと。

「少しは手伝え」

お父さんとひと休み・・・

馬の変顔。

「そこのけ!」

道草1=萩の葉っぱ

道草2=岩間くんと

道草3=女の子と

秋の日傾く 土返る

泥を洗い流してもらったら、

遠野へと帰ります。

また会えるかな。

また会いたいな。
