福島県磐梯吾妻スカイラインの浄土平あたり、そろそろ木々が色づき始めましたぞ、急げっ！

同じく磐梯朝日国立公園の裏磐梯にある桧原湖、
紅葉してなくても美しいですが、紅葉したらとてつもなく美しいに違いありません。

中津川渓谷も紅葉の名所だそうです♪

磐梯朝日国立公園ってお得だなぁと思いました。
だってそれぞれ表情が違う湖だけでも覚えきれないくらいた～くさんあるし、
森やら沼やら渓谷やら登山道も盛りだくさんで展望スポットだらけだし、
磐梯・裏磐梯には楽しめるポイントがご～ろごろ。

涼風峠の展望スポットから小野川湖を眺めていたとき、
大きなオレンジ色の蜘蛛に会いました。

アレかい、この時期は蜘蛛もハロウィン仕様でオレンジ色になるってかい？
5cmくらいあったかなぁ、これがどんどん大きくなってオホーツク海でタラバ蟹になるのかも。
駐車場をのしのし歩いてたから「車に轢かれるから草むらに戻れ～」って言い聞かせてきたけど、
コレ日本に生息してちゃいけない外来種じゃないよね（汗

浄土平の駐車場からも噴煙を上げる一切経山が見えます。

そうそう、「東京電力福島第一原子力発電所事故による風評被害からの復興をめざす
観光振興のため」浄土平駐車場をはじめ磐梯吾妻スカイライン・磐梯山ゴールドライン・
磐梯吾妻レークラインが無料化されてます。
しかし、浄土平駐車場の料金（乗用車で410円）はトレッキングコースや登山道も
充実しているこの周辺の自然保護や管理費用にも使われていたそうです。
無料化の決定をした県や国から不足分の補填や予算計上は今のところなく、
公園管理の職員を減らすという身を切る対応をせざるを得ない辛い状況のようです。

あのね、こんな自然を身近で見られるように整備・管理していただいているのに、
駐車料金の410円を払いたがらない人なんていませんて。
増してや自然を守ることに使われていると知ったら喜んで払うと思います。

確かに駐車場・有料道路の無料化で観光客は増えた（る）のかもしれませんが、
自然を守る部分が手薄になると取り返しのつかない悔やみきれないことになりますよ～
ちょっとでも自然が荒れだしたら、まず目の肥えた欧米人に見向きされなくなります。
知床の羅臼湖への登山道でも長靴を装備せず歩道のぬかるみを避けて歩く人の１歩のせいで
希少な高山植物が踏まれ復元の難しい湿原も破壊されて問題になっているほど。
本物の自然って元に戻せない脆いものだということを私たちは嫌というほど学習してるはず。

有料道路の無料化だけで集客効果は充分なのではないでしょうか。
駐車料金がこの景色をずっと残すためにも使われるのなら、
有料に戻したほうが未来のためでないかい？

さて、今回とってもお世話になったHさまオススメの火星のような吾妻小富士を目指すぞ～

登りに向かない体型ゆえ何度も立ち止まっては息を整えます。
磐梯に入ってから雨模様だったけど、時折青空がのぞきました。

中腹からレストハウスの方を眺めるとこんな感じ。

これが直径約400m・深さ約70m、吾妻小富士の巨大な火口です。
火口の縁を一周しても１時間ほどだそうですが、風が強くて止めました。

ガレ場の高山植物も紅葉してますね。

相変わらず醗酵・醸造系が多い我が家のお買い物の一部をご紹介（笑

磐梯町の榮川酒造で見つけた吟醸の酒粕（そのまま食べても美味しいヨ）と、
喜多方「金忠」のもろみ（金忠さんは味噌と醤油も最高ですっ！）。