何ヶ月ぶりの雨でしょう。
写真は雪かきの取っ手にくっついてた雨のしずく。
11月に降った初雪がそのまま根雪になったという記録上初めての事態が起きたこの冬も、
やっと春に席を譲る気持ちになったのかもしれません。
なだれや落雪、融けた後で気温が下がりスケートリンク状態になる路面など、
まだまだ油断は出来ないけれど・・・
岩手県陸前高田で被災した蔵元「酔仙」が大船渡に蔵を作り、
料理に馴染む旨い酒を醸してくれています。
でもいつか必ず陸前高田の蔵も復興させるという決意のあらわれでしょうか、
ラベルを見ると本社は陸前高田のまま残してあるようです。
震災直後には「これで終わりか」という言葉が頭をよぎったそうですが、瓦礫の山から突き出した鉄骨に「酔仙」の樽がぶら下がっているのを見つけた時、それが偶然ではなく何かの啓示だと、誰かが自分たちの背中を押しているように思え前に進む決意をされたとか。
その不思議な写真は酔仙HP「復興の意思」の真ん中あたりに掲載されてます。
酔仙のお酒、わざわざ取り寄せたんじゃなくて、「東北かけはしプロジェクト」 というのを
継続的に行っているイトーヨーカドーで売ってました。
"ままどおる"や"三陸の生わかめ"などすぐ売り切れてしまう商品も続出だけど、
東北の珍しくて美味しい品々にめぐり合えるのでお買い物が楽しくなります。
先日など、ついぞ北海道では見たことのない「あぶら麩」を見つけたぞ!
ここからはとりとめもなく連鎖する音楽のことをぶつぶつと・・・
チャンネルを変えると韓国ドラマがあまりにもしつこく映し出されるのに辟易して、
「なんで韓国ばかりなんだよ。ジンバブエやウルグアイのドラマも放映してみろよ」
と嘆きながら、防御策としてテレビは録画してCMをすっ飛ばして見ることが多くなりました。
そんな状況下にあってもなお耳に残ったキリン本搾りチューハイのCMで流れてる曲、
「ゆらゆら帝国」というバンドの「空洞です」。
なんと2010年に解散した彼らの2007年に発表された曲だそうです。
"Video player is too small"と表示された場合は、
右下の【YouTube】のところをクリック↑すると聴けます♪
新しいような古いような、遠いような近いような、独創的なような大衆立ち飲み酒場のような(笑
ウィキによると「酩酊的」と表現されてました。
そしてメンバーの中に「坂本慎太郎」という名前を見つけておや~?
やはり録画して見ている「まほろ駅前番外地」というドラマの
エンディング曲「まともがわからない」と劇中音楽を作ってる人と合致。
このドラマを見ていてマネとかじゃなくて全く別物なんだけど、
むかしむかしのショーケン主演のドラマ「祭ばやしが聞こえる」や、
松田優作主演の「探偵物語」の空気の色や手触りを思い出してしまうのは、
エンディングの曲とドラマの相乗効果かもしれないなぁと、
薄ぼんやり考えながら聴いていたのが彼の曲だったのでちょっとびっくり。
ゆらゆら帝国の「空洞です」を、小泉今日子さんがガラリとカバーされてまして、
大きめのかち割り氷に注いだアールグレイみたいな感じに仕上がってます。
映画「ホノカアボーイ」の主題歌「虹が消えるまで」を歌う小泉今日子さんもステキで、
映画のサントラ版CDを今でもちょくちょく聴いたり、
はたまた惜しくも2011年に亡くなられた喜味こいしさんや観光地じゃないハワイや
岡田将生くんに会いたくて、「ホノカアボーイ」のDVDをときどき観たりもしています。
キョンキョンと聖子ちゃんが出ている富士フィルム「アスタリフト」のCMの曲、
Art of Noise「Robinson Crusoe (ロビンソン クルーソー)」にもゾゾッときました。
調べてみると、これ、東京FM「JAL JET STREAM(ジェットストリーム)」で
城達也さんの時代に使われていた曲ですもん、聴き覚えがあるはずです。
こうして羅列し終わる頃、
ホノカア(ハワイ)とJAL JET STREAMは、
幼かった息子と共通の思い出につながっているという記憶が浮かび上がってきました。
50歳を過ぎても自分の心の底はようよう見えないものですね(私だけかもしれないけど)。