中華料理屋さんへ(食事/幸福感/趣味/お酒/料理/ご褒美)
日を跨いでしまいましたが、今日も書きます。(今日も、、?)今日は、弁護士さんとお会いする用事がありまして、中華料理店へ行きました。今日はそういう話ですか・・・という方、ちょっと待って下さい。読んでみて下さい。そのお店は、百貨店(デパート)の最上階にあるレストランフロアに入っていおり、まず、店内から眺められる景色がいい。そして、混雑していて落ち着かない空間ではなく、席の距離が保たれており、適度なプライベートが確保されています。また、絨毯がよく手入れがされていて、踏み心地、色のコントラスト、とても高級感がありました。さらに、照明までもよかった。明るすぎず、暗すぎず、食事が最も美味しそうに見え、温もりのある灯り。陰翳礼讃という言葉を高校時代かな、国語の時間に習った言葉ですが、まさにそれだと感じました。食器のセンス、灯りや空間との調和、素晴らしかったです。接客も素晴らしく、食事と会話に何のストレスもなく過ごすことができました。季節のコースを頂きましたが、料理も美味しかったです。美味しいものを食べました、という話ではなく、今日はお金を使う理由の話です。確かに美味しいのですが、料理にお金を払う、というより、お店からの景色や、照明の温もり、絨毯の高級感、ウェイターの接客、これらの空間と時間にお金を払っています。それに納得できるお店は、なかなかないものです。例えば、ラーメン屋が私は好きですが、なかなか空間にお金を払うことはなく、食事にお金を払っている、という満足感なんですね。1杯2,500円です!まいどー!とか言われたら、やっぱり、えー、、、ってなります。ですが、今日の食事は、空間との時間にお金を払っていますので、満足感という感じではなく、幸福感を味わうことができます。美味しいから、という理由に何が足されているか、が飲食店は重要だと、いつも思います。バーも、スターバックスも、なんなら、富士山の小屋で食べるカップヌードルも、その空間と時間にお金を払っています。コーヒーがもっと安く提供できるのは、分かりきったことです。ちなみに、山小屋は、水や食料がないのと、調達が困難なので、その分の価格アップ、ライバル店がいない、などの理由がありますが、今回の話はそういうメカニズム的なことではないです。そのロケーションで食べられるなら、これくらい払ってもいい、むしろ払いたい、という贅沢の話です。皆さんにとって、贅沢とは何でしょうか。ここからが本当に読んでほしいところ。私、個室で食事する外食って、実はあまり好きではないんですね。今日のお店は、幸せそうに家族や夫婦で、食事を楽しんでいる様子が蔓延している空間だったんです。となりには、60代くらいの夫婦が食事をしていました。出会って間もないような、ニコニコとしながら食事を楽しむ。ほっこりしました。私は、弁護士さんとお会いして、少しお堅い話から食事に入ったのですが、重要な話は、20分程度で済ませ、食事を楽しみませんか?と、提案しました。そこからは、互いの仕事の話や、人生観の話、家族の話、楽しみました。何を伝えたいか、分かりますか?このような空間にお金を払えば、自然と不平や不満を口にしながら、食事をすることもない、ということです。空間が、そうしてくれるのです。美味しい食事が、照明の明るさが、手入れの行き届いた内装が、心づかいのある接客が、周りの幸せそうな他のお客さんが、あなたを満たしてくれることで、自然と笑みが溢れ、食事を楽しくさせてくれるんですね。私は、そう思います。なので、仕事や人間付き合いでうまくいかないときは、そういうお店に行くことがあります。幸せな人が集まるお店、というんでしょうか。お気に入りのお店、1つや2つでいいんです。すごく高くなくてもいいんです。幸せだな〜って自然と思える空間を、ぜひ見つけてほしいと思います。私は、そんなお店を、また新たに見つけることができました。今日も、とても幸せです。本当に美味しかった。ちなみに、この写真は、京都のバーです。笑また、お金の話や、投資の話、商品紹介など、明日以降にまたしていきますので、投稿時間は不規則ですが、今後ともご愛顧のほどよろしくお願いします。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。