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R-BEAR 非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)

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2012.07.24
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カテゴリ:愛する本

 

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『硝子戸の中』大正4年3月初版 大正6年9月第9版 岩波書店

夏目漱石の『明暗』執筆の直前に出版された随筆集。

大正4年1月13日から2月23日まで朝日新聞に連載されたものだ。

しかし、この本は再版であるので奥付の著作名は「故夏目金之助」となっている。

この作品を書いていた頃の漱石は体調が思わしくなく、風邪を引いて部屋の中に閉じこもっていた。硝子戸を通して作品を仕上げたのである。

この作品は「がらすどのうち」と読むのが正しいと、ある本で読んだことがあるが、作品のルビにには「がらすどのなか」と打ってある。本文中では「うち」と読んでいるので、その辺りはどちらでも良いのか。

確かに「うち」と読んだ方が作品世界には合致してるのかも知れぬ。

保護用の硫酸紙がかかっているので色合いが解らないが、きわめて美しい本である。

大きさは変型文庫本程度、しかしながら天金仕様であるのが当時の本らしい。

★☆

『硝子戸の中』が手に入ったので残るは『四篇』と『道草』のみになりました。

気長に行きたいものです。

しかし、『四篇』はなかなか中古市場にも出てこないし、出ても私の手の届かない本だからな・・・うむ。

 






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最終更新日  2012.07.24 22:05:10
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