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テーマ:本のある暮らし(3207)
カテゴリ:愛する本
稀覯本の一冊と言われている梶井基次郎『檸檬』昭和6年本。 箱がないので完本とはいいがたいが、私の財力ではここが限界。 これで4冊のうち3冊が手に入った。
右端の本はほるぷ出版の復刻版である。 真ん中は十字屋書店版(昭和15年12月20日発行)俗にいう海賊本。 紙型が武蔵野書房から移動し(武蔵野書房も音楽関係出版社?)遺族と何の相談もなく出版されたのが昭和15年版。 その後、遺族との交渉が成立したと言われている。 左が昭和21年11月に東京楽譜出版社からでた『檸檬』。 すべて同じ紙型からできている。 後は昭和8年本の再版本。 初版とは装丁が異なっているので魅力。 最近、オークションに出ていたが追いつかなかった・・・orz
紙の粗悪さは21年版が一番。 焼けがかなり進行している。6年版は見た目より中身は美本である。
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最終更新日
2015.02.22 20:04:29
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