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2019.05.04
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カテゴリ:大好きな映画


1969年から1971年までの若松プロダクションの活動を描いた作品。

主人公は門脇麦。

このなんとも素朴さが好きな女優だ。

吉積めぐみという若松プロダクションに所属していた女性助監督の目を通して描く。

協力者には当時の若松プロダクションの錚々たる顔ぶれが入っている。

それほど、気合が入っている映画である。

1969年と言えば70年安保で学生運動が盛んな時期。

流れとして暴力的・性的なものになっていくのは仕方ないし「闘争」ということがキーワードになっている。

しかし、残酷な歴史から言えば、そんなものは麻疹のようなもので、闘争をしていた若者は、後に純然たる資本家として日本を動かし、政治を動かしているのだ。



当時の若松プロの写真。

上手く映画の中に取り込んでいる。



もう一つがこちら。



女優役が一人多いがいい感じの再現シーン。

映画全体としては当時の感覚をよく表しているが、現代の若者に共感を得ることができるだろうか。

めぐみ自身にしても事故か自殺かわからないけれど、闘士の割には精神的に弱い。

弱いというか弱いからこそ闘志を奮い立たせていたのか・・・

突っ張って生きている当時の若者を描ているんだなぁ。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

学生時代というのはとかく背伸びをしたいもので、私の場合もおんなじで、劇団を作って安部公房の「友達」をかけたり。



これもなかなかのメンバーで前列右から二人目が、浅野忠信の第二作目の劇場映画の監督となった木村淳監督。

真ん中オーバーオールの男性が後に佐村河内守についてのゴーストライターをすっぱ抜いたノンフィクション作家の神山典士氏。

みんなそれぞれ頑張っているもんなぁ。わし以外(笑)



こいつは映画館を借り切って自主映画上映会をやった時の写真。

なんとも1970年代の趣だよ。80年代初頭だけれど。

内容的には80年代を象徴したもの。

ノンポリで政治や世界には全く興味がないけれど、一端に芸術家ぶって生きている学生。

口先ばかりで活動もせず遊びまくり性的にも奔放でだらしがない。

しかし生きることに関してはしたたかで世間の荒波を飄々と超えていく。

強きものは折れやすく柳のように生きていく学生、この辺りが70代と違う生き方なのだ。

そんなものを映画を撮っているスタッフまで映しこんで映像にする。

映画なの現実なのという境界を攻めている。

後にこの映画は「ぴあ」の自主映画の賞を取ることになりました。

一番右の方は朝日新聞津総局長にもなった唐沢建治氏。

写真を撮っているのが木村監督ですわ。後ろのポスターは木村監督のコラージュ作品をベースにしたもの。

金かかっているが遊ぶ時には真剣にだよ。

6月22日から24日の三日間上演されました。

まぁ、よく三日間も映画館借り切ったわ。(笑)

映画を見てそんなことを思い出しました。





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最終更新日  2019.05.04 13:26:43
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