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新・さすらいのもの書きブログ

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2007年08月31日
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カテゴリ:着物・浴衣
「浴衣1枚でどこまで電車に乗れるか?」は、2通りの意味にとれる文章の典型例でもある。

「(着物の常識として)浴衣を着て電車に乗るのはどこまで許されるか?」と、「(物価比較として)浴衣1枚買うお金で切符を買えば、どこまで電車に乗れるか?」の2通りの意味がある。

今日は、後者の意味で日記を書くことにする。前者の議論は、きっとあちこちの着物系掲示板などでなされているだろう。

mixiの男の着物コミュで、
「基本的に、浴衣は「1シーズンで着潰す」」
とのフレーズが気になったのだ。
充電式バッテリーやプリンタインクじゃあるまいし、消耗品にしては高額ではないか。ということで、昔の時刻表を引っ張り出して、浴衣1枚と電車運賃とを比較してみた。

本来なら、物価比較のベンチマークには、白米10キロか、公務員給与を使うのがいいらしいが、そこは話を面白くするご愛敬ということで。

■戦後値段史年表

という本に、浴衣1反の値段が載っていた。

       浴衣1反  それで乗れる距離
昭和25年( 437円)352km 東京から大高(名古屋の3つ手前:当時)
昭和39年(1100円)503km 東京から膳所(京都の3つ手前)
昭和60年(6000円)440km 東京から醒ヶ井(米原の1つ手前)
平成元年 (6800円)440km 東京から醒ヶ井(米原の1つ手前)
平成6年 (9800円)720km 東京から瀬戸(岡山の4つ手前)

※一次資料として、昭和50年前後の時刻表があるともっと面白いんですけどね。

上記表は「白生地に藍染め一色」という、昔なら普通だが、現在では珍しいタイプの浴衣の値段である。今、百貨店で普通に売られているカラフルな浴衣は、1着3万円以上もする。

3万円出せば、新幹線のぞみのグリーンで東京から博多まで行けるし、純粋に運賃だけなら、稚内から西大山まで(約3000km)行けるだろう。






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最終更新日  2007年08月31日 22時08分03秒
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