|
カテゴリ:経済・ビジネス
![]() 周囲の雑音なんか、どこ吹く風で、己の世界に没頭し、 他の追随を許さない、磨き抜かれた技術を最大限に駆使しながら、 自分の為すべき仕事を、最後までキチッと仕上げる人、というイメージがある。 ところが、本著の著者である岡野氏は、 そういった「職人」像とは、かなり異なる、「物言う職人」である。 もちろん、その技術は、正真正銘の本物であり、 その発想は、選ばれし者のみが持つ、天賦のものである。 「義理を欠いたツケは必ず戻ってくる」とか、 「一流からアイデアのヒントを盗む」、 「マネやパクリでなく、誰もしていない仕事をしよう」等、 「岡野流」とも言うべき生き方に、本著を読んで、大いに頷けた部分もあった。 ただし、誰もが、この「岡野流」で、必ずしも上手くいくとは限らない。 例えば、p.103に掲載されている写真を見て、 拍手喝采の人もいれば、ちょっと首を捻った人もいるのではなかろうか。 やはり、その人その人に相応しいスタイルがあるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.10 15:16:45
コメント(0) | コメントを書く |