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2013.09.14
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カテゴリ:社会・政治・時事
 『日本をダメにしたB層の研究』より一段と過激になっている。
 終盤は、ハラハラしてしまう程。
 それでも、読んでしまうのは、
 やはり、私の中に著者に共感する部分が、多々あるからであろう。

 著者は、プロの仕事が尊重されず、素人が暴走していると言う。
 専門家の意見より、素人の意見が尊重されるのはおかしいと言う。
 そして、素人が意見を表明し、世の中を動かしていることを愁う。
 この点については、私も「本当に、これでいいのか?」と思う。

   ***

  弱い人間は責任をとろうとしない。
  自分が苦しんでいるのはどこかに存在する「悪」のせいだと考える。
  それを倒さない限り、理想社会はやってこないというわけです。
  革命は文化のもっとも未熟な部分、
  人間のもっとも下劣な部分に結びつきます。(p.78)

  歴史を個人の資質の問題に還元するのは、わかりやすい一方危険です。
  鳩山、菅、小沢といった政治家個人にすべての責任を押しつけるのは、
  むしろ問題を矮小化することになる。
  民主党を生み出したのはわれわれの社会であり、われわれの隣人なのです。
  世界で一番民主的だといわれたヴァイマル体制がナチスを生み出したように、
  われわれの社会の病が民主党を生み出したのです。(p.92)

  正しい選択がよい結果を生み出すとは限りません。
  にもかかわらず、政治家は信念を持って判断を下さなければならない。
  こうしたジレンマをどう乗り越えればいいのか?
  それは判断の結果に全責任を負うことです。(p.159)

   ***

著者は、政治家やニュースキャスター、その他諸々の人々たちを激しく叩く。
それらの多くの人たちについて、私もあまり快く思っていない。
それは、著者が述べているように、胡散臭さを感じるような人物であったり、
危うさを感じざるを得ない人物であったりする。

もちろん、彼が叩く全ての人やものについて、
私も好ましく思っていないわけでは、決してない。
そして、書名からすると、本著の核となるはずの第4章に入った途端、
「……」と、言葉を失ってしまうのである。





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Last updated  2013.09.15 08:58:09
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