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カテゴリ:コミックス
![]() 心理テストとしては面白いのですが、『あなたがもっとも「嫌い」と答えた人物は あなたがもっとも「うらやましい」と感じている人物なのです』と断言されると、 「そうかなぁ……」というのが、私の本音です。 「嫌い」は「好き」や「うらやましい」のウラ返しのこともあるでしょうが、 全部が全部、そうとは言いきれないような気がします。 確かに、誰かに攻撃されたとき、「嫉妬している」とか「うらやましいと思われてる」 というふうに考えることができれば、少しは気が楽にはなると思いますけれど。 それと、今巻は「うつ」関係の内容が多かったです。 「PMS」や「双極性障害」「エモーショナル・ディスクロージャー」 「認知的斉理論合性」についての説明と「ガヴェインと老婆の物語」。 最後のお話しは、なかなか感動的なものですが、ちょっと心配も。 というのは、「Y医師のよく分かる解説」には、ちゃんと 「常に相手の判断に任せればいいというわけではありません」として、 「自殺したい」「もう仕事をやめたい」「もう離婚したい」という人に 「あなたの判断が一番だから」と言うのはあまり良くないと補足しています。 心配になるのは、この補足部分を、皆が皆、ちゃんと読んでくれるかどうかということ。 マンガ部分だけ読んで、文字がズラッと並んでいるこの部分をスルーされると、 間違った対応をとりかねないのでは?(読者層からすると、その可能性が結構ありそう……) 私としては、マンガの中に、そのことも盛り込んでおいて欲しかったなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.16 00:17:26
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