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カテゴリ:暮らし・健康・医療
著者であるサラリーマン兼業マンガ家の田中圭一さん自身を始め、
ゲームクリエーターの照美八角さん(仮名)、雑誌編集者の折晴子(仮名)さん、 ロックミュージシャンの大槻ケンヂさん、編集者の深海昇(仮名)さん、 元・高校教師の戸地湖森奈さん(仮名)、メーカー総務の岩波力也さん、 アパレルメーカー営業部長の姉原涼子さん、AV監督の代々木忠さん、 小説家の宮内悠介さん、ライターの鴨川良太さん、外資系OLのずんずんさん、 エッセイストで占い師のまついなつきさん、 元コミックマーケット準備会(主催組織)の牛島えっさいさん、 小説家の熊谷達也さん、フランス哲学研究者の内田樹さん、脚本家の一色伸幸さんの うつトンネルを抜けた体験がマンガで描かれている。 精神科医のゆうきゆうさんも、医師視点でコメントするために登場。 田中さんは、うつトンネルでさまよっていた時、コンビニの文庫売り場で 宮島賢也さんの『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』を見つけたことが、 そこから脱出するきっかけになったと言います。 その頃、田中さんはドクターショッピングを始めてしまっていました。 意識がぼやけ、記憶があいまいになり、活字が頭に入って来ず、 音楽に感動できない状態でありながらも、会社を休むことはありませんでした。 それでも、『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』を読むことは出来た。 活字を全く追うことが出来ないという状態ではなかったということでしょう。 本著に登場する方たちは、精神科医にお世話になった方もいれば、 そうではない方もいるし、入院に至った方もいます。 また、苦しんだ期間も様々で、うつ状態を繰り返している方もいます。 つまり、本著が扱っているケースは、かなり幅が広いものとなっています。 マンガということで、肩に力を入れず気楽に読むことが出来ますが、 本著の内容で満足できる方もいれば、そうではない方もいることでしょう。 同じマンガでも『ツレうつ』シリーズの方が、ズシンと来ます。 マンガ以外なら『精神科・心療内科の上手なかかり方がわかる本』がお薦めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.02 19:54:44
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