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2018.05.27
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カテゴリ:スポーツ
​ サッカーの試合において、ディフェンスの選手が脚光を浴びることは、
 オフェンスの選手たちに比べると、そうそうない。
 中でも、センターバック(CB)は、かなり控えめなポジション。
 ゴールキーパーの方が、ずっと目立ってる気がします。

 本著の著者は、鹿島や名古屋、京都だけでなく、
 全日本でも活躍した名CBの秋田豊氏。
 以前読んだ『宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術』の著者で、
 ガンバやヴィッセル、ザルツブルグで活躍した宮本氏とは、違ったタイプ。

第1章が、いきなり「ヘディング」というところが、いかにも秋田氏。
そこに記された極意は、このポジションの神髄を知るには必読の内容。
続く第2章は「CBの守備・攻撃」で、ポジショニングやFWとの駆け引き、
スライディングやクロス対応、ビルドアップ、セットプレーときめ細かい。

  もし、ゴールに一番近い相手選手がフリーでいるのなら、
  自分のマークを離しても、その選手を消しに行くべきだ。
  そうした危ない箇所をすばやく察知する力がある選手は、
  危機管理能力が高いと言える。
  しかし、いまはそういった選手が少なくなっている。
  「中央を突破されても、自分はサイドの選手をマークしているから……」
  そう言って真ん中の危ない選手を消そうとしない光景は、Jリーグでもよく見られる。
  確かに、それは別の選手のミスだ。
  しかし、CBであるならば、
  チームの失点の全責任を負うくらいの気概を持ってプレーしてほしい。(p.130)

そして、第3章は「組織的守備」、第4章は「メンタル」という構成ですが、
CBに求められるものが、しっかりと伝わってきます。
サッカーが、いかに頭を使わねばならないものか(ヘディングだけでなく思考も)、
改めて、思い知らされました。

  ハイプレスを行うときは、FCバルセロナのような切り替えの早さが必要だ。
  さらに、バルサは、攻撃のときから意図的に一人ひとりの距離を狭く、
  近くしながらパスを繋いでいる。
  つねにパスコースをつくる意図だけでなく、
  奪われたときもすぐにボールに対してアタックできるように、
  多くの選手が距離を近くしてプレーしている。
  ただし、もし切り替えが遅くなったときは一気にピンチを招く。
  前に人数をかけている分、後ろには大きなスペースができているからだ。(p.170)

まさに、我が愛するチームの失点パターン。
そのチームでCBを務めるということは、本当に大変なことです。





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Last updated  2018.05.27 18:41:53
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