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カテゴリ:文芸
![]() 首謀者は、当時7つの半グレ集団を率いていた優莉匡太。 デパ地下で買い物をしていた9歳の森沙津希は、目の前で両親を失ってしまう。 そして、その日、六本木にあった優莉匡太のアジトに機動隊が突入した。 劣悪な環境の中、父の課す課題をこなしながら過ごしていた9歳の優莉結衣。 警察に保護され、児童発達研究センターで担当者と面談をすることになるが、 その最中、結衣は自らが手にしていた鉛筆を、自身の首に突き刺した。 そして、17歳になった結衣は、丸子橋付近の玉川沿い河川敷で田代勇次と会っていた。 武蔵小杉高校で、結衣と共に苦境を乗り切った濵林澪。 そして、養父母に育てられ、17歳になった沙津希。 二人は、富津市櫻部にある与野木農業高校に、KNS免除制度を受け編入することになるが、 そこで二人は事件に巻き込まれ、澪は結衣にスマホでメッセージを送信。 結衣が与野木農業高校に辿り着くと、そこには何とサリンプラントがあった。 結衣は、そこでかつて父と共に活動していたコウイチやタキに再会。 さらには、妹の凜香とも再会するが、彼女は田代槇人に与しているという事実が判明。 結衣は、澪や沙津希を護りつつ、旧知の面々から逃走するも追いつめられてしまう。 が、その時、自衛隊がサリンプラントに突入し、絶体絶命の危機を乗り切る。 そして、澪や沙津希と共に富津を脱出した結衣が、次に目指したのは原宿。 それは、凜香たちがサリンを撒こうとしていることに気づいたから。 結衣は、大惨事が起こるのを防ぐことに成功する。 *** 今回のお話では、結衣は悪夢のサリン事件再現を防ぎつつ、 自分を陥れようとする公安の陰謀にも正面から立ち向かい、 最期には見事な大逆転劇を見せてくれます。 今後は、田代槇人・勇次父子との対決が見どころになっていくのでしょう。 今日は地下鉄サリン事件から25年でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.20 18:21:00
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