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カテゴリ:教育・子育て
娘との関係に、何とも言えないもどかしさを感じている父親は多い。
そんな父親たちが、思わず手を伸ばしたくなるようなタイトルを冠したのが本著。 「娘との関係を、少しでも改善するための糸口を見つけることが出来れば……」 期待を込めて、父親たちはページを捲り始める。 しかし、第1章で展開されるのは、今や売れっ子となった著者の体験談。 それは、羨ましいばかりの父と娘の関係。 「残念ながら、そんなんじゃないんだよなぁ、ウチは……」 新しい展開を期待しつつ、父親たちは第2章のページを捲る。 そこでみつけたのが『5W1Hは、脳を迎撃モードに入れる』(p.45)。 男にとって当たり前の『問題解決の対話』が、女性のご機嫌を損ねるらしい。 女性が求めているのは『心の対話』で、これは妻も娘も同じとのこと。 「なるほど、これは思い当たる節がアリアリすぎる」 目の前が少し開けてきたような気がしながらページを捲り続けると、 『心の対話』をするための指南が次々になされていく。 『相手の変化に気づいてことばをかけよう』『自分の話をプレゼントする』 『頼りにする』『弱音を吐こう』『オタクになろう』等々。 そして辿り着いたのが『生殖ホルモンのいたずら』。 まず、「思春期とは、そういうもの」とまるっきり呑み込もう。 尖った目で、うんざりした顔をされたら、「きたきたーっ」と思えばいい。 悲しむことはない。(p.83) 娘とは、そういう風に出来ているものだと分かれば、いちいち気をもまずにすむ。 そして、『「お父さんは臭い」は、後継者の証』には感動。 『お父さんにとっても、娘にとってもツライこの時期は、いつか必ず終わる。』(p.87) 目の前に、明るい未来が一気に広がった気がした。 そして、第3章。 世の父親たちよ、期待して読み進められよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.28 11:04:45
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