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カテゴリ:文芸
「加賀恭一郎シリーズ」の最新作。
今回は、加賀は裏方的存在で、従兄妹の松宮脩平が前面に出て活躍しています。 *** 汐見行伸は、小学生の娘・絵麻と息子・尚人を新潟県中越地震で亡くし、 不妊治療の末に娘・萌奈を授かるも、2年前に妻・怜子を白血病で亡くしていた。 一方、警視庁刑事部捜査一課の松宮脩平は、金沢の料理旅館の女将・芳原亜矢子から、 末期癌で療養中の彼女の父・真次が、松宮の実父でもある可能性が高いと知らされる。 その頃、松宮は、カフェ『弥生茶屋』の店主・花塚弥生が殺害された事件を追っていた。 主任である加賀恭一郎の支援を受けながら、カフェの常連客・汐見行伸や、 花塚弥生の元夫・綿貫哲彦や、その内縁の妻・中屋多由子らに捜査の手を広げていく中で、 汐見の娘・萌奈誕生の裏に思いもかけない事実が潜んでいたことに辿り着くのだった。 *** 「なるほど」と唸るしかない展開で、流石に東野さんです。 このお話も、いずれ映画化されるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.23 19:35:04
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