井原線ふるさとじゃ～ナル

１月２５日（月）
　昨日で大相撲初場所が終わった。新型コロナ緊急事態宣言下、感染による休場者続出の中での開催だった。引退勧告がされても可笑しくない横綱、間違った健康管理で綱取りを台無しにした貴景勝、場所を引っ張り切れないふがいない上位陣、場所が崩壊しても可笑しくない状況を締め直したのが優勝した大栄翔であり照ノ富士だった。大栄翔は押し相撲に迷いがなかった。押し切っているから引き落としも決まる。この迷いなく相撲が続けられれば大関も夢ではない。照ノ富士の相撲は昔、大関だった頃は嫌いだった相手力士を勝負がついた後破壊してしまうような品格のない相撲だったからだが、どん底まで落ちて現在は勝負は厳しいが決着がついてからは思いやりと品格が感じられる。これなら綱が狙える。
　大相撲の問題点は、審判団と行司のスキルアップと２人の横綱に引導を渡せない協会幹部にあるように思う。